♯020…『カネキside』 ページ24
※会話多めです
カネキ「……！」
ﾊﾞｯ
ここは……
口の中が……なんか変だ
僕は口の中に指をいれた
指を見てみると……血がついていた
なんで血が？
ｶﾞﾁｬｯ
カネキ「！！」
芳村「Aちゃんが運んでくれたんだ」
あの子が……
ヒデ……
カネキ「ヒデは！」
芳村「ついてきなさい」
・
・
・
ｶﾞﾁｬｯ
カネキ「ヒデ！」
ヒデ「……(ｺﾞﾛﾝｯ」
よかった……
無事で
カネキ「僕は…ここのところ、ずっと空腹に襲われていたんです。特にあの時は死.にそうなくらい飢えて。自分でも訳がわからなくて」
そして……ヒデを……
カネキ「でも今はまったくそれがないんです。口についていた血……正直に答えてください、僕が寝ている間に何を？」
芳村「喰種が空腹を満たす方法は１つしかない。君も分かっているだろ。あのままだと君は友人に手をかけていただろう」
カネキ「！！……っ……くっ」
芳村「自分が何者であるかを知りなさい」
カネキ「僕は……友達を傷つけたくないんです。もう……ヒデとは一緒にいられない(泣」
カネキ「でも、喰種の世界にも入れない。人間でも喰種でもない……僕は……(泣」
あの子のいった通りだ…
カネキ「１人だ……僕の居場所なんてどこにもない！(泣」
ﾋﾟｶｯ
芳村「それは違う」
カネキ「……え？」
芳村「君は喰種でもあり人間でもあるんだ
２つの世界に居場所を持てれる、ただ１人の存在なんだよ
あんていくに来なさい。君の居場所を守る道にもきっと繋がるはずだよ」
芳村「そして君に私達のことをもっと知ってほしい
我々がただの飢えた獣なのかどうか
どうかな、まずは美味しいコーヒーの淹れ方から覚えてみるというのは」
カネキ「あ、えと、僕でも……出来ますか？」
ﾊﾞﾀﾝｯ
ヒデ「……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梅干し太郎 - すいません34の場所かねきがカルマになってますよ (2019年11月23日 10時) (
レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
たんこぶ - 原作の細かいセリフまで入れていて凄いと思いました！ (2019年7月29日 13時) (レス) id: 996267a7ca (このIDを非表示/違反報告)
お餅 - 1つ質問なんですが、最初の設定で「嫌いな人は名字か名前を呼び捨て」で「特別な人は名前を呼び捨て」というのは見分けがつかないんですが… 外部からすいません。 (2018年11月2日 22時) (レス) id: 31cdb335fe (このIDを非表示/違反報告)
きな粉もち - ~入月~ではなく、~入見~ではありませんか？間違っていたら申し訳ございません。 (2016年9月26日 16時) (レス) id: 6d39800d09 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - 蛍羅さん» 返事が遅れてすみませんm(__)mマジですか！(゜ﾛ゜;ﾉ）ﾉすぐに直します！ご報告ありがとうございます(^-^ゞ (2016年6月25日 13時) (レス) id: 9578f737a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みゆき x他4人 | 作成日時：2015年9月1日 17時
