治療族の生き残りは女鬼で新撰組１番組副組長【薄桜鬼】

《山南さんの食事について》 ページ23

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私はそのあと山南さんの食事のことと食事の支度を手伝いに勝手場に行った
そして勝手場に付いたらなんと千鶴が居た



A「千鶴、おはよう」



雪村「あ、Aちゃん、おはよう」



A「山南さん…今朝も自分の部屋で食べるって」



沖田「食べるたって毎日ほとんど箸も付けてないけどね」



雪村「そうなんですか？」



A「食べるもの食べないと傷の治りも遅くなるのに……」



どうしたら食べてくれるんだろう〜？



雪村「あの……」



千鶴が何かを言おうとしたとき誰かが千鶴の言葉を遮った



土方「広間で食事をするのは許したが勝手場に出入りすることまで許可した覚えはないぞ」



千鶴の言葉を遮ったのは土方さんだった



雪村「あ…おはようございます！何かお手伝いが出来ればと思って……」



土方「余計な気を回さなくていい」



雪村「あの……山南さんの食事、私にお世話させてもらえないでしょうか？」



土方「お前が？」



雪村「はい。父の側で怪我人の看病もしていましたし」



土方「止めておけ。下手な気遣いは返って意固地にさせるぞ」



沖田「良いじゃないですか？誰が行ってもろくに食べてくれないんだし、この際この子に頼んでみても」



A「この事については私も沖田さんに賛成です。それにこのままだと山南さんが倒れちゃいますし」



土方「わかった、わかった、勝手にしろ」



そう言って土方さんは行ってしまった



雪村「土方さん……山南さんのこと心配じゃないんでしょうか？」



A「違う、違う、逆だよ」



雪村「え……？」



斎藤「あぁ、むしろ一番心配しているのは副長だ

自分が一緒にいながら山南さんに怪我を負わせてしまったことを

誰よりも気にかけている」




A「あの人……不器用だからさ……さぁ、そんなことより早く作っちゃお！私も手伝うから！」



雪村「うん！」



私たちはまた食事の支度に戻った



てか……豆腐料理多っ！！

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