治療族の生き残りは女鬼で新撰組１番組副組長【薄桜鬼】

《食事の問題》 ページ21

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千鶴side



土方「誰が部屋を出てここで食事をしていいと許可を出した？」



近藤「あぁ、いや、トシ……それは俺が……」



藤堂「俺が誘ったんだ、"一緒に食べよう"って」



永倉「いや、俺が言ったんだ」



井上「いえ、私が……」



原田「俺が言ったんだよ」



A「私も言いましたぁ〜」



皆さん……



土方「お前たち……勝手なことを……」



藤堂「良いじゃん、飯くらい。千鶴は逃げないって約束して実際この半月逃げようとしなかったんだから」



土方「たかが半月だ」



沖田「そんなに心配なら土方さんが監視したら？
付きっきりでさ」



土方「なに？」



A「……(睨」



Aちゃんスゴい冷たい目で沖田さんを睨んでる……



沖田「……(ｸｽｯ」



そんな沖田さんは何事も無いような感じで笑った



近藤「トシ……どうだ？食事くらいはここで食べるのを許可してやっちゃあ」



土方「近藤さん……あんたがそんなに甘くっちゃあこの先、隊の洞察が乱れるぜ」



近藤「あはは……」

やっぱり、私がここに居るのは場違いだよね……



雪村「あ、あの……私……やっぱり自分の部屋に戻ります」



土方「食事だけだぞ」



え……



土方「そんじゃ、俺も飯にすっか」



井上「あぁ、じゃあ、今膳を用意するよ」



土方さん……



藤堂「やったじゃん！千鶴！これからも皆と一緒に
飯が食えるな！」



雪村「はい！」



正確には皆じゃなかった……
山南さんはあまり口を聞かなくなった



それは自分に対してもどかしくイラついているような……

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