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ステキな魔法 ページ31

涼太「あれ?Aさん?」




何気なく向かった先には涼太くんがいた。




なんだかこの気持ちをぶつけてしまいたいって思ってしまった




A「……告白されたの。」




涼太「あ!そうなの!?あいつ委員会がなんちゃらとか言ってたくせに……で?どうしたの?」




ちょっとワクワクしたように聞いてくる涼ちゃん



A「……振ったよ?」





涼太「……あ。そうだったんだ。、、好きな人とかでもいんの?」



A「それがねいないんだぁ。私のことを本気で好きになってくれた人なんて多分誰もいないの。」




涼太「え?どうゆうこと?」




A「私親戚の家で暮らしてるの。親に……捨てられてね。」



涼太「……」



こんなことを人前で話すのは初めてだった


でも誰かに話して楽になりたいって思ったのかもしれない。




A「毎日のように泣いていた私におばちゃんがビデオを見せてくれたの。それがシンデレラだったんだ。」



シンデレラは魔法にかかってすっごくキレイになって


それで1度離れた王子様とガラスのくつを通じて再び出会い結ばれる




A「……すっごく、、羨ましかったの。」



涙が頬に通じていくのがわかった。


おさえきれなかった。



A「……希望をもらったの。私にもきっと王子様がきてくれるって。でも、、やっぱりいない、のかなあ?」




涼太「……」



涼太くんはなにか考えたようにこう言った。




A「あ、ご、ごめんねっ!こんな暗い話しちゃって」




涼太「おれね。ばーちゃんに王子様になれる人ってほんとにいるの?って聞いたことあるの。」




A「……へ?」




涼太「そしたらバカってちょっと怒られて……こう言ったの。」




「女の子のとなりには絶対にたった1人の王子様がいるんだよって」




いまでもおぼえてるよ




その時の涼太くんの優しい笑顔に




わたし。恋をしたの。

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あらこもり - 全然グダグダじゃないですよっ!!毎日更新アザッス!!こちらこそよろしくお願いします!! (2017年6月15日 18時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - コメントありがとうございます!ほんとにこんなグダグダなのにここまで褒めてくれて……感謝でいっぱいです!これからもよろしくおねがいします! (2017年6月14日 19時) (レス) id: c16324c1bb (このIDを非表示/違反報告)
あらこもり - 初めまして!!このお話面白いですね!やっと玲於くんと結ばれるかと思ったら、まさかの涼太くんとの再会!更新頑張ってください!これからの展開を楽しみにしてます(*^^* (2017年6月14日 18時) (レス) id: 08e1534ff2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちよこ | 作成日時:2017年6月9日 9時

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