▽ ページ15
@you
涙が溜まっていくのが分かって、それを見られないようにさらに下を向いた。
「なんで、こんな風になっちゃったんだろう……？」
僕は分かんないや、とだんだん小さくなっていく声。
その少し高い声が鼻声になった気がして顔を上げた。
『どうして泣くの……？』
好きだからだよ。
真っ直ぐな声で発したその言葉が、心に突き刺さった。
あぁそっか、ばかみたい、わたし。
りっくんはまだ、わたしと同じ気持ちなんだよ。
わたしの勝手なヤキモチで、その場だけの感情に動かされた行動がどれだけ辛かっただろう。
『ごめんなさい、好き。大好き！』
それしか言えなくて、涙が止まらなくて、ぎゅっとしがみついた。
「うん、？」
『あのね、わたしの勝手なヤキモチなの。強く当たっちゃったのも、嫌いだからじゃなくてヤキモチなの……』
そう伝えると背中に回ってきた安心する大きな手。
「でも、りっくん嫌い。って……」
『あれも全部、わたしの変なプライドのせい……。
ほんとうは大好きなの！嫌いになんてならないの！』
よかった、とさっきよりも強く抱き締めてくれた。
「僕、Aと別れなきゃいけないのかと思ったよ。」
ごめんね、と腕の中で呟いた。
「いいよ。でも、今度から言って？離れてた1週間、死んじゃうと思うくらい辛かった……」
『うん、もう絶対しない。絶対離れない！』
ぎゅっ、と抱きしめて1週間分の好きをたくさん伝えた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
おまけ ヒマワリcpに振り回されるランペ
陣「いや、1週間大変やったなあ、」
L「2人だけで解決できるように、って口出ししなかったけど……」
健「けんたがAのこともらっちゃおうかと思ったよ〜」
瑠「やりかねないよね、」
彰「何回翔平をシバいたことか……」
壱「何回襲いそうになったことか……」
北「それ陸さんに聞かれたら殺されるね」
吾「1番辛いの、絶対俺やん〜」
平「こんなに姫を笑わすのが大変だとは……アヒョヒョヒョヒョヒョ！」
樹「2人ともまじで喋らないし……」
海「でも筋トレ毎回付き合って欲しいな〜」
慎「まじで死にそうでしたよね、2人とも。」
龍「なんか、痩せたんじゃないすか？陸さん。」
昂「なんでもいいけどゲームの邪魔してくるのはもう勘弁……」
拓「いい写真、いっぱい撮れましたけどね、」
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ぱいなっぷる(プロフ) - ゆかさん» 了解です！ありがとうございます！もう少しお待ちください！ (2019年10月3日 23時) (
レス) id: 28560a86b9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - ぱいなっぷるさん» そうですね…例えば、主人公ちゃんが最近ldh以外のお仕事が多くて…って話とか、他の事務所の人にモテすぎて…とか本人に言いたいけど本人気づいてない！気にしないてない！って感じのことに対して悩んでみたいな、軽めの？お悩みを真剣に悩むRIKUくんでお願いします！ (2019年10月3日 23時) (レス) id: 71439fed4b (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる(プロフ) - Hanaさん» すっごい申し訳ないです…… 捻挫で良ければ頑張って描きます！ (2019年10月3日 16時) (レス) id: 28560a86b9 (このIDを非表示/違反報告)
Hana(プロフ) - ぱいなっぷるさん» 早速、書いて下さりありがとうございます。書いてもらいながら申し訳ないですが、怪我のお話が思ってたのと違って...汗 もし良かったら主人公をかばって数ヶ月の骨折か捻挫の話を書いてもらえないでしょうか？ (2019年10月3日 12時) (レス) id: 331d3dbdb2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱいなっぷる(プロフ) - あやさん» リクエストありがとうございます！壱馬くん、いい仕事すると思います。笑笑 順番に描きますね！ (2019年10月3日 8時) (レス) id: 28560a86b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱいなっぷる
| 作成日時：2019年8月31日 23時
