RMPGのヒマワリcp -return- ��

morning kiss ページ38

@you



ほんの少しの肌寒さを感じて薄い毛布を手繰り寄せる。





「ん〜、もってかないで……」





エアコンの効いた部屋、後ろから寝起き特有の少し掠れた声が追いかけてくる。



そのままくっついていた身体をもっとくつっつけてくる。



密着度が上がったからか、りっくんがくっついてる背中側が温かい……





「さーむいって、、おれにももうふ、」





まだ眠いのか、全部ひらがなに聞こえるふわふわとした声。



お腹に回された手に自分の手を重ねて、心地よい体温の中、また夢の中へ落ちていく。



と思ったのに、





「すき〜、」





なにも纏っていない身体をさらり、と撫でて首元に擦り寄ってはそう呟く。



くすぐったくて眠れるはずもなく、どんどん目が覚めていく。





『やだ……まだ寝たかったのに……』





「おきて、」





首元にキスしたり、腰を撫でながら足を絡めてきたり。



甘ったるすぎる、そんな朝。





『エアコン、つけっぱで寝ちゃったね、』





「うん、だってA、昨日終わった瞬間寝ちゃったもんね、」





『っそれは、、りっくんが悪いの、』





「え〜？笑」





クスクスと笑いながら背中にもキスを落とされる。



くるり、と身体をひっくり返されて向き合う。





「おはよう、A、」





『おはよ、りっくん、』





おはようをして、見つめあって、どちらからともなくキスをする。



1回じゃ足りなくて、何度も何度も触れるだけのキス。





『んふっ、、朝から甘い、』





「好きでしょ？ね、もっと、」

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