RMPGのヒマワリcp -return- ��

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@Riku



ガチャっ、と開いたリビングのドアからほかほかなAが出てくる。





「どう？さっぱり？」





『うん、でも寝ちゃうとこだった、』





そう言うAは確かに眠そうな目をしていた。





「もう、やめてね？死んじゃうよ、？」





うん、気をつける、ってちゃんと聞こえてるかなあ？



もう寝よう、と僕の手を引くちっこい手。



髪の毛乾かさないと風邪引くよ、と言えば、もうむり、と言う。





「もーう、じゃあ僕がしてあげるからドライヤー持っといで？」





トテトテ、と洗面所に行ってドライヤー片手に戻ってくるA。



うわあ、さっきより瞼下がってる。



え、見えてる……？笑





「はい、ここおっちゃんして、」





ソファの下に座らせて、足で挟む。



髪を乾かす作業は結構好き。



同じシャンプーがふわっ、と香って幸せな気分になる。



それにAの髪はすごく綺麗だから、ずっと触ってられるんだよね。





「伸びたね〜？」





久しぶりに指を通した髪はだいぶ伸びた。



そんな僕の問いかけに返事はなく、かわりに頭がかくん、と揺れる。



フラフラし始めた身体を固定するように、さっきよりも少しきつめに身体を挟む。





「寝ちゃったの〜？疲れたよね、今日。頑張ったね、お疲れ様。」





きっとAには聞こえてないだろうけど、そう言って乾きたての髪にキスをする。



起こすのも可哀想だから、お姫様抱っこでベッドまで運ぶ。



いつものように抱きしめて目を瞑る。





『りっ、く……』





呼ばれたから目を開けたのに、当の本人は目を瞑ったまま、口を少し開いている。





「ふふ、どんな夢見てるの……」





さらにぎゅっ、と抱き寄せて眠りについた。

hug→←hair

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