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翔太とまともに口も聞けず
ついにこの日
夕方、いつもはしない化粧
巻き髪
ちょっと品のいい服なんて着ちゃって
『行ってきます。』
「…あんま遅くなんなよ。」
それだけ？
どこ行くの？とか、心配とかないの？
あたしの心も限界だよ、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
《___です！》
始まった合コン
へぇ、こんな雰囲気なんだ
みんなちゃらちゃらしてるイメージだったけど
そんなことも無くて
皆が各々に自己紹介する中
あたしはある人に目が止まった
「阿部亮平です！気象予報士の資格もってまーす」
あたしの目の前の席の阿部くん
スレンダーでスマート
言うならば、王子様みたいな人
たちまちあたしは彼に夢中になり
翔太のことなんて忘れていた
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作者名：もも | 作成日時：2018年11月26日 23時
