とある組織とヒーローとヴィランと。 (ページ2)

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1.『逆トリップってあるんだな』ページ2

『……個性ねぇー』

逆鉤「なんスカ急に」

『いや、最近の漫画のはーなーしー。お前が前々から言ってた、僕のヒーローアカデミアっちゅうやつ』

逆鉤「あぁ…あれ見てくれたんすか？」

『おう』

俺は蘭夢、能力は不詳で組織のトップをやってるやつだ。
んでこっちの金髪頭は逆鉤、通称アグネス・オーラル。
能力としては確保と収容メインの能力系統だ。

ちなみに俺の能力効かないから次期トップにも推薦されてる、悲しいな補佐に超えられるって()

逆鉤「全員良い子でしょう？ヒーローもヴィランもそれぞれの正義を持っているから敵対していると思うんすよね。ヴィランがヒーローだと思う人もいればヒーローをヴィランだと思う人も居るんだ、だから全員良い子だなって」

『ふーん、まぁ結局のところヒーローもヴィランもいねぇと思う。間違いを起こせば其奴はヴィラン、だろ？ならヒーローも一般人もヴィランだ、っていうことになるよな〜』

逆鉤「たしかに……あ、緊急収束入りました。」

『りょーかい、んじゃ行きますか』

『これどういう状況よ』

部活「ユメムラ様！突如として現れた侵入者を確保しようとしたところ半分がやられました！！！」

『はいはい、落ち着いて。君達の部隊のモットーは"冷静"だろう？少しは落ち着いて、冷静に対処して』

部活「も、申し訳ありません」

逆鉤「うわぁ、こりゃ派手にやられましたね」

？「おい、黒霧。ゲートは」

？「それが……」

『まぁまぁ、君達も落ち着いて。突然現れたのなら！そこの子達は侵入者ではなk_____部下「ユメムラ様の手を煩わせるな、早く対処しろ」』

『俺の話を聞きなさい！！！！！』

部下全員「すいません！！！！！」

『よろしい！！！！！』

逆鉤「うるせぇっす」ﾆｺ

『めんちゃい』

逆鉤「きも」

部下「辛辣ですね」

逆鉤「確保終わった、指示を」

『早』

逆鉤「指示」

『取調室に連れてってちょ』

逆鉤「はいっす」

部下「…早」

『ささ、怪我人は？また破損してるところとかある？』

部下2「特にありません」

『りょーかい、仕事に戻って良いよ。取調は逆鉤にやらせるから』

部下3「は、はい」

逆鉤「アイツら敵対してたんすけど」

『まぁそりゃあね。見たところアイツらは…』

？「俺らが？」

『おやおや、脱走しちゃったか』

逆鉤「やっぱ牢獄の強化必要っすね」

『いやまぁ、別にいいんだけどさ』

？2「教えろ、ここはどこだ。黒霧のワープも発動出来ない」