Barentainn 〜手渡し編〜 tkyt ページ25
yu-to
今日はいよいよバレンタイン!
この前みんなで作ったときのカップケーキ(ビター)を雄也に渡そうとしたんだけど、
『なにそれ、』
雄也の部屋にはいると、驚きというよりも悲しい方が勝つかな、、、
だって、他の女の子からもらったであろうプレゼントがおいてあったんだから。
俺のは、必要ないかな、
カップケーキの入ったラッピングされた袋を咄嗟に後ろに隠した。
「ゆうと?どうした?」
固まってると、雄也が近づいてくる。
だめだ、泣きそう、、、
『な、何でもない。ごめん、へや、っ、もどるね、、』
そう言ってあげるはずだったカップケーキが見つかんないように部屋を出て、自分の部屋へ。
カップケーキを机の上においてベットに寝っ転がる。
だめだ、涙出てきた、、、
なんで……?去年は貰ってなかったのに、、、
やっぱり、男の俺じゃダメだったかなぁ、、、
そう思うと なんで、作ったんだろって思えてきて、咄嗟に机の上に置いたカップケーキをゴミ箱に捨てた。
もう、雄也なんて知らない!!
そう思いながら再びベットへ寝っ転がるとだんだん眠くなってきて、もう、雄也と別れないとなのかな、何て思いながら目を閉じた。
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〈ごめんな、やっぱり俺には無理だよ。〉
《ゆうや、?!》
隣には綺麗な女の人、
やっぱり、男の俺より、女の人の方がいいの?
《ゆ、や、やぁ、っ》
〈お前のこともう、好きじゃないからさ〉
なんで、、なんで、、
なんで、っ、名前呼んでくれないの?
〈じゃあな、、、〉
まって、まってよ、
てを伸ばすけど届かない、
ゆうや、ゆうや、!
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『っ、は、』
ゆめ、か、
嫌な夢見たな、、
まるで、本当のことのような、、、
飲み物飲んでこよ、
そう思って、ベットから出てふと見えたゴミ箱にはさっき捨てたカップケーキが、、、
あれ、ない?
なんで、、?
そう思いながらもリビングに向かった。
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2019年11月30日 0時