君とずっと。 (ページ21)

今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:23,722 hit

素敵なbirthdayを君に。ページ21

薮くんbirthday作品！
誕生日おめでとう！！
ついに30代突入！
見えない！だんだん若返ってる気がするよ笑

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

Yuuri

はぁ、どうしよ、

二日後に迫った宏太の誕生日。

いまだにプレゼントが決まらない。

家で悩んでてもしょうがないし、出掛けようかな。

思い立ったらすぐ行動しようとするけど、一人だとつまんないし圭人連れてこーっと！

『てことで、圭人行くよ。』

『え、いや、説明して？どこ行くの？』

唐突に圭人にいうと当たり前でしょとでもいうかのように、聞いてくるけど、

『宏太の誕生日プレゼント選ぶの手伝って。』

と、短く伝えれば、

『ああ、そういうことね、』

と、一緒に着いてきてくれて車も出してくれたから、あっという間にデパートに。

『なんか、決まってたりするの？目安みたいな感じで。』

『んーん、なんも決まんないの。いままでの関係だったら、商品券とかでも大丈夫なんだけど、付き合ってるからなんか特別なもの上げたくて、』

『そっか、』

服屋さんとか、靴屋を過ぎて、目に入ったのはジュエリーショップ。

中にはいると数多くの種類のアクセが売られていて、どれも綺麗な物ばかり。

端から見て行くと、ふとあるものに目が行った。

シンプルにクローバーがついているブレスレット。

これにしよ。

『ちーちゃん決まった？』

『うん。これにしようと思うんだけど、』

『うん。いいね、可愛い！すみませーん』

じっと見てると圭人が来て話すと店員さんを呼んでくれて、ケースの中から出してもらった。

〈ありがとうございました～〉

そう言ってくれる店員さんに軽く頭を下げて圭人とお店を出る。

『よかったぁ、買えて。』

『うん！おれも買っちゃった(笑)』

そう言って見せてくれたのは、さっきのお店の袋。

『ふふ、二人で満足だね！着いてきてくれてありがとう！』

『大丈夫だよー！ふふ、帰りに軽く買い物していって良い？光くんに頼まれてて。』

『うん。もちろん！』

そんな話をしながら、デパートの地下にあるスーパーで買い物して、車に向かうはずだったんだけど....

「お、侑李と圭人じゃん」

後ろから声がして振り向くと、僕の大好きな宏太がいた。