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hikaru



ダンスレッスン。




新曲の振り付けで、珍しく全員揃っていた。



始めは、少しずつやって、みんなそれについてくることができていた、




もちろん圭人も。




デビュー当時は頭いたい何て言って泣いてたあいつも、いまじゃ、俺たちについてこれるとこまできた。




それは、圭人が努力してたからこその結果何だと思う。




まぁ、PV撮影となれば、最終確認と見なしてダンスの練習を必死になってしてるけどな。




でも、そのお陰で良いものが作れていることには代わりない。







でも、すこし休憩を挟んで再開したとき、圭人がついてこれなくなった。




さっきまでついてこれていたのに。






振付け師の方に心配されても大丈夫というが、やっぱり遅れてる。



もう、これ以上無理だと思ったのか、今日やったとこ通して終わりにしようと声をかけられた。






レッスン終わり、荷物置き場になっている楽屋にみんなで戻っていくなか、一人だけ姿が見えない。




「おれ、ちょっと戻るな?」



『どうした?』



「圭人いないからさ。」




「まだレッスン室?」



「多分そうだと思う。」



『そんなに練習し過ぎるなって言っといて。』




「わかった。…圭人に今日のとこすこし教えてくるわ。みんな帰っていいよ。」




『無理するなよ?』




「わかってるって。」




メンバーに圭人のとこ行くことを伝えてレッスン室に逆戻り。





でも、圭人とあんなに言い合いになるなんて思わなかった。





おかしいとは思ってた。




いつもの圭人ならあんなこと言わない。






レッスン室を出たあと冷静になって考える。





今日のレッスンもいつもより、遅れていた。




そういうのはよくあることで、俺とか薮がついて教えれば、遅れを取り戻すことができていた。




それに休憩中も、すぐ再開させるかと思ったらぐったりしてて……



……バタン!


なんか聞こえた?


レッスン室?



レッスン室には圭人だけ………




そう思い、再びレッスン室に入ると、圭人が倒れていた。





「圭人!?圭人!!」


呼び掛けても反応はない。




圭人を抱えておれによりかかれるようにする。



圭人は顔を赤くして息を乱している。





体調良くなかったのか……




こんな体でレッスンなんかしたら……




ダメだ、こんなこと考えてる時間なんてない。



圭人を抱える体勢にして、荷物置き場にさせてもらってる部屋に圭人を連れていった。

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littlestar(プロフ) - 裕翔くんLoveさん» 申し訳ありませんでした!リクがまだ書けてませんでしたね……移行先で今書いている作品が終わり次第書かせていただきます( ゚Å゚;) (2019年9月15日 22時) (レス) id: 1c58eac682 (このIDを非表示/違反報告)
littlestar(プロフ) - 裕翔くんLoveさん» 了解です!ありがとうございます! (2019年3月7日 21時) (レス) id: b0522b299f (このIDを非表示/違反報告)
裕翔くんLove(プロフ) - littlestarさん» 隠しててバレてしまうのがいいです!!名前は出していただいて大丈夫です! (2019年3月7日 21時) (レス) id: 1ea5fa0bc2 (このIDを非表示/違反報告)
藍那(プロフ) - littlestarさん» 大丈夫です!お願いします!同担さん嬉しいです! (2019年3月2日 17時) (レス) id: 335790955b (このIDを非表示/違反報告)
佐藤侑李(プロフ) - littlestarさん» はいっ!そんな感じで大丈夫デスっ! (2019年2月28日 14時) (レス) id: 1dd2c0f551 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03  
作成日時:2019年2月14日 8時

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