好きに変わりはない。ybcn ページ19
kouta
……なにがいけなかったのだろうか。
〈ちねんくん、ほんとに薮と付き合ってるんだね。〉
『うん//』
まだ、おれのことで照れてるちねんはかわいいから許せる。
でも、
「今日も北山たちと？」
『うん。…晩ごはんには帰ってくるから。』
「ん、わかった……」
『じゃあ、行ってくる。』
「行ってらっしゃい。」
「おれ、ちねんと付き合うことになった。」
そう、とっつーと北山に話すと、いろいろと話を聞いてくれてた二人は喜んでくれて、
〈今度さ、四人でご飯行こうよ。〉
なんていう、誘いのもと、一度四人でご飯を食べに行ったが…
ちねんが二人と仲良くなりすぎて最近休みがあれば、すぐに二人とご飯を食べに行くようになった。
お陰でおれは一人残された。
一度、
「おれもついてっちゃだめ？」
なんて、聞いてみるも、
『…ごめんね。』
なんて、申し訳なさそうに言うちねんにそれ以上言うことが出来なかった。
それが今のいままでつづいてしまっていたんだ。
…………今日、帰ってきたらちゃんと話し合おう。
そう心に決めて、読みかけの本に手を伸ばした。
・
ピンポーン
そうなった音で目が覚めた。
本を読んでいたら寝てしまってたみたいだ。
そんなことを思ってたら
ピンポーン
と、もう一度聞こえるチャイム。
「はいはーいっと。」
急いで玄関へ行き、ドアを開けると、
〈お、薮だ。〉
「北山……」
〈おれもいるよん。〉
「とっつーまで。」
隣を見ると、酔いつぶれたちねんの姿。
〈ちねんくんがいつもより飲んじゃってさ、〉
「え…？」
〈おれは、飲んでなかったから、送ってきた。…はい。〉
とっつーがそう言うと抱えられてたちねんをおれに託してくる。
「わりぃな…さんきゅ、」
〈じゃあ、おれたちいくな。〉
〈あ、そうそう。…なんか悩んでるぽいから話聞いてあげて。〉
「え…」
悩んでた…？
肩をポンと叩かれ、とっつーたちは、家に帰っていった。
・
『んー………んぅ……』
とっつーと北山を見送って、ちねんを部屋に運ぶ。
ベットに寝かせると、なんとも色気のある声が。
なんて…
いつもなら、襲いたくなるところだが、
今日は去り際に言われた言葉が頭に張りついてそんな気にもなれず、ただちねんの寝顔を見ていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
littlestar(プロフ) - 裕翔くんLoveさん» 申し訳ありませんでした！リクがまだ書けてませんでしたね……移行先で今書いている作品が終わり次第書かせていただきます( ﾟÅﾟ；) (2019年9月15日 22時) (
レス) id: 1c58eac682 (このIDを非表示/違反報告)
littlestar(プロフ) - 裕翔くんLoveさん» 了解です！ありがとうございます！ (2019年3月7日 21時) (レス) id: b0522b299f (このIDを非表示/違反報告)
裕翔くんLove(プロフ) - littlestarさん» 隠しててバレてしまうのがいいです！！名前は出していただいて大丈夫です！ (2019年3月7日 21時) (レス) id: 1ea5fa0bc2 (このIDを非表示/違反報告)
藍那(プロフ) - littlestarさん» 大丈夫です！お願いします！同担さん嬉しいです！ (2019年3月2日 17時) (レス) id: 335790955b (このIDを非表示/違反報告)
佐藤侑李(プロフ) - littlestarさん» はいっ！そんな感じで大丈夫デスっ！ (2019年2月28日 14時) (レス) id: 1dd2c0f551 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：littlestar x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時：2019年2月14日 8時
