やぶひかさんが、小さくなりました。

きみは？ ページ2

keito




光くんが行った中心を見てみると、

光くんと同じくらいの男の子。


「ゆーと、その子は？」


ゆーとの膝の上で抱っこされてる。


聞いてみると、


「薮く、「薮くんちあうの！こうちゃん！」」


「こ、こうちゃん？」


まぁ、言いかけたのが、薮くん。だとなれば、


うちの最年長さんの、薮くんとなるのか…



「なんで、こんなことに……」


俺が聞こえるか聞こえないかの声でいう。



「俺たちもわかんないんだよ、」


「でも、このままじゃ仕事できないんじゃない？」


「確かに…」



「ジャニーさんに言う？」


「それしかないんじゃない？」


「どっちか連れてかなきゃだよね、」






何て言う会話は、BESTの雄也と伊野ちゃんはもちろんそのなかに山ちゃんと知念もいて、四人で話していた。




俺と裕翔はというと、光くんと薮くんの相手を四人とちょっと離れたところでしていた。



「お兄ちゃんだぁれ？」


光くんと全く同じ言葉、表情で言う薮くん。


そっか、まだ名前言ってなかったっけ？


「おかもとけいとです」


光くんに言ったときと同じように言うと、


「けぇと？」

「そぉ！けぇと！」


薮くんが言ったのに反応したのは光くん。


「おなまえは？」


おれは、薮くんにそう聞いてみる。



「やぶこおたでしゅ！

みんなこうちゃんって呼ぶんだよ？

けぇともこうちゃんって呼んでね？」


「わかった。よろしくね、こうちゃん。」


「うん！(^_^)」



そこまで会話を終えると、おれは、裕翔にこんなことを聞いてみる、


「二人って何才くらい？」


「あー…それなら……」



「ひかちゃ、三才！」


「こうちゃん、４才！」


「みたいだよ(笑)」


「そっかぁ、」




そんなに小さいの？なんて思ったけど、確かに、身長的にはそれくらいだ。

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