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hikaru





ん…あさ、か。




楽しい夢だったなぁ。



まぁ、現実に起こるわけ無いよな。






そう思い、朝ごはんを作りに行こうと体を起き上がらせようとしたけど……



「え!やぶ?!」



隣にはなぜかやぶの寝ている姿が。




「なんで!?まだ夢!?」




そう思い、リビングに行くと夢では酒や料理や、なんやで散らかっていた部屋も片付いている。



やっぱり、夢だったんだよなぁ、




そう思っていると、




『おはよ、ひかる。二日酔い、大丈夫か?』



後ろから声が。




これはみなくても分かる。



だってずっと好きなんだもん。



それにさっきのが見間違えでなければ、きっと…









「やぶ…?なんでお前が…」



『なんでって、昨日メンバーと一緒にひかるの誕生日祝いに来たんだから。

おれはメンバーと一緒に帰ろうとしたけど、ひかる、酔っていたのか帰らないでって言ってきて俺を離さなかったんだよ?』




「え、昨日って、え、うそ、あれ夢じゃ…」



『なに?ひかる夢だと思ってたの?』



『ねぇ、ひかる知ってる?


夢ってね、普段素直になれない分正直になっちゃうんだって。』



「だから…なに?」




もしかして、おれなんか言っちゃった?



『俺に言いたいこと、あったんじゃないの?』



「え、」



『俺のこと、帰らないでって、引き留めたじゃん。』



なに言っちゃってるんだろおれ、



でもこれって、やぶに勘づけられてる?



ならいっちゃったほうがいいのか……





「やぶが好き。」









『はは、やっと言ってくれた。』


「え?」



『待ってたのに、言ってくれないんだもん。』




「なんだよ、それ、」



『ふふ、俺も好きだよ。


誕生日おめでとう。ひかる。』







やっと言えた。



28才の誕生日。

大切な日は大切な人と。 特別ver.2 ybhk→←☆



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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...  
作成日時:2018年4月17日 22時

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