俺とアイツ黄緑×黄 (ページ7)

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アイツページ7

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ひかるとの雑誌撮影が終わり楽屋に向かう。

「ひかる？」

「ん？」

「ちねんたちいると思う？」

「んーどうだろ、いたとしてもゲームしてるだろ。」

「確かにな(笑)あり得そうだわ。」

途中、俺から話しかけてみるも話は続かず……

しかも、多分ひかるおれと話すの気まずいとか思ってんだろうな……

どこか余所余所しい感じがしてる。

「……静かだな。」

「帰ったんじゃない？俺らもさっさと帰ろうぜ。」

「お、おう。そうだな。」

楽屋に戻ると案の定メンバーはいなくて、ちねんとご飯いく約束してたのにな、なんて思い、スマホを見ればちねんから大ちゃん家に行くからご飯はまた今度と連絡が来ていた。

「あー……」

「やぶ？」

「ん？なに？」

「なんかあった？」

ひかる誘ってみようかな。

どこか行くでもいいし、あわよくばひかるんちに行けないかな～なんて……

「あ、いや、まだ少し時間早いしご飯でもどーかなって思ったんだけど、」

誘ってみると一瞬顔が緩んだけど、すぐに険しい顔に戻ってしまう。

「ちねんとかと約束してないの？」

あー…その事気にしてたんだ……

メンバー全員での撮影のときはちねんとご飯行くとき多いもんな。

「いやー、してたんだけどさ、大ちゃん家行ったんだってさ。」

「へ？」

「まぁ、無理になったってことよ。ひかるどう？このあと、空いてる？」

「うん。特に予定はないけど…今から店行ってもな…ちょっと早すぎる気がするし……」

お、これは……押せば行ける…かも…？

「ひかるの手料理食いたい。…むり、かな…」

遠慮がちに言ってみると、

「良いけど、味の保証はしねぇぞ？」

なんて言われたけど、この前食ったとき美味かったし、何よりひかると一緒にいたい……

「ひかるだろ？この前食ったときうまかったもん大丈夫大丈夫！あ、それとさ、明日休みだし飲みたいんだけど帰れなくなるかもしれないからひかるんち泊まっても良い？」

ひかるはなにも思ってないかも知れないから、どんどん押してこうかな……

「……いいよ。」

ひかるの了解を得て着替えなどもあるからと、一旦帰ってからひかるの家に向かうことにした。