アイツ ページ17
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「ただいまぁー」
「ただいまー」
あれから、お昼ご飯を食べて少し子供たちと遊んで、お昼寝し始めたからすこし話をして、帰ってきた。
「お帰り。ひかる チュ」
「ん、やぶもお帰り。」
なんて玄関でいちゃついてからリビングへ。
「あー、楽しかったぁ〜」
「な、子供たちもかわいかったし!」
「だよねー!あ、....」
共感したと思ったら急に思い出したかのように黙り出す。
「ひかる?」
「え?あ、ううん、大丈夫。なんでもないよ。」
なんて、空元気な声で笑顔を張り付けていうひかる。
「大丈夫じゃないだろ?ん?話してみ?」
一回溜めるとネガティブ方向に沈んでいっちゃうから聞いてやらないと。
まぁ、さっきの話からして、
多分子供関係なんだろうな。
「やぶは、」
「ん?」
「やぶは、本当に俺で良いの?おれ、子供生めないっ、やぁぶぅ、っふ、」
やっぱりか。
どれだけ言ったらわかるんだろ。
「おれは、ひかるじゃないとやだから。
やっと叶った恋なんだから離す分けねぇだろ?」
「や、ぶ、ん、っん、すきぃ」
「ん、おれも愛してるよ。」
抱きしめながらそう返してやると、
「ばかっ、おれ、あ、いし、てる、なんて、言ってないもん。」
なんて、
『もん』って、かわいすぎだろ。
「ひかるの好きは俺にとってはあいしてるにしか聞こえないよ?」
「んもうっ、ふふ、」
機嫌が直ったようで、「やぶーやぶーやぶさーん」何て言いながらすり寄ってくる。
しまいには、
「こーたー?」
なんて呼んでくるし
もう
俺の心臓が持ちません!笑
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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2019年5月4日 1時