俺 ページ14
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「あっ!」
ガバッと薮から離れる。
「ひかる?」
「報告…しなきゃ。」
「ほうこく?」
「うん、ちょっと行ってくるな。」
薮に伝えリビングへいき、ソファーに座る。
Prprprprpr
《はーい?りゅうちぇるでーす。》
「あの、もしもし?ひかるだけど…」
《あら!ひかちゃん?どぉしたの!
また相談?》
「ううん、あのね、……ビクッわっ、ちょ、やぶ!」
報告しようとすると後ろからやぶに抱きしめられる。
《ひかちゃーん?》
「りゅうちぇる、あのね、」
《うんうん。》
気づいてるかな?
「おれ、っあ!」
「わりぃ、りゅうちぇるさん?
いま、俺とひかるラブラブ中なんでまた後でかけ直しますね!」
「えっ、ちょっ、何言って!」
りゅうちぇるも
はーい!またねー
なんて電話から聞こえてくるし!
電話を切ったやぶがスマホを返してくれて横にポスンと座る。
「やぶ!何してんの!もうっ!」
「だって、俺のことほおっておいてよく他の男としゃべれるね?」
「りゅうちぇるはっ!ずっとおれの話聞いてくれてた人なの!」
「だとしても!いまは俺だけのひかるでいて?
せっかくの休みなんだからさ、りゅうちぇるさんにはまたご挨拶するよ。」
「うん…しょうがないなぁ。」
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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2019年5月4日 1時