俺 ページ1
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「っはよー」
雑誌の撮影。
集合時間に間に合うようにいつものように早めに着いたおれは楽屋に入り挨拶をする。
「ひか、おはよー！」
「光くん！はよ！このゲームなんだけどさ！」
「おはよ、光くん！」
俺に駆け寄ってきてくれるちねんや共通のゲームの話をしにくる山田、小説を読んでいたのか眼鏡をかけている圭人。
来てるのは7の三人だけ…
ではなかった。
ふと、視線を感じて見てみれば、やぶがこっちを見ていて、
ｺｸﾝと頷けば、いつものふにゃりとした顔からやぶもｺｸﾝと頷いてくれる。
そんなことで自然と頬が緩む。
「光くん？」
そんな俺を不思議に思ったのか山田が声をかけてきて、なんとか冷静さを取り戻しゲームをしようとソファーに腰かけた。
「おっはよー！」
「よーっゆうと！」
「よーっ！薮ちゃん！」
ゲームを初めて数分後、ゆうとが来て薮と挨拶している。
それだけのことなのに、やぶが関わってると思うと、自然と話してる声が聞こえてくる。
「山田ごめんな、飲みもん買ってくるわ。」
やぶがメンバーと話していても別におれには関係ないこと。
でも、なぜか気になってしまう。
それはきっと、この気持ちのせい。
叶わないこの想いの………
こんなときは＿＿＿＿に相談だ…
そうおもい、おれはある人に電話を掛けた。
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作者名：littlestar | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時：2019年5月4日 1時
