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『やめて、ください……っ』




僕は、社長に迫られていた。




社「いいじゃないか。少しぐらい。」




『だめ、です……!』



腕を引かれて、押し倒されそうになる。








《いざとなったら、俺を呼べ。》






ありおかさんの声が聞こえて、



『ありおかさ…………』



そういいかけたとき、




ガラッ


勢いよく、扉が開いて、そこにいたのは……





「はぁ、はぁ」




『あ…………』





間違いなく、ありおかさんで………





「何しやがる。この、エロオヤジ!」





僕が倒されかけてたのを見ると、


そう言って、


社長に殴りかかってくる…のは



「ありおか!」




たかきさんのおかげでなかったけど、



「く…っ」


バッ


『あっ……』



とどまったありおかさんは、僕をそとにつれてきた。









________



『ありおかさん…っ』



そういうと、ありおかさんが振り返った。



くるっ

「バカ。なんでもっと用心しないんだ!」







『すみません。』




俺が、謝ると、



「あーもう……」



しゃがみこんだ。



「はーエロオヤジなんて言っちまった……(ガックリ」



あ!



『僕のせいで……』



どうしよう……






「……お前のせいじゃない。」




「十分頑張ったよ、お前は。



あんな練習までして。」





「ま、俺はどこかに飛ばされるかもしれないけど。無事で良かったよ。」




ありおかさんが立ち上がってそういうけど、




そんなの……





そんなの…やだ!





『だめです!』




『ありおかさんは悪くないのに。


ありおかさんが飛ばされるなら……』






『僕も一緒に行きます!』




グイッ


あ………


伝えると、


ありおかさんに抱きしめられた。

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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...  
作成日時:2018年12月27日 21時

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