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そして、ミーティングルームに練習をしに行く。
僕は、緊張しまくり。
『よろしくお願いします。』
「…じゃあまず、酒の席での、かわし方から。」
『はい。』
椅子に座って、練習スタート。
「体に触れられても、慌てず騒がず。いいか?」
そういいながら、ありおかさんが膝をスッと触ってくる。
『ビクッ)あっ』
「それじゃあ相手を喜ばすだけだぞ。」
『すみません』
ドキ ドキ
「こうやって、さりげなく手をはずすんだ。」
ありおかさんが僕の手に手を重ねて教えてくれる。
あ…
トクン トクン
『あは…さ…さすがに、手慣れてますね。ありおかさん見たいにかっこよくできたら、僕でもモテそう。』
「…どうかな。気持ちだろ。最後はやっぱり。」
あ………
なんか意外。
すごくモテるって聞いてるのに。
「ハッ俺の話はいいんだよっ」
ありおかさんが焦ったように言う。
「つ、次っ肩を抱かれた場合!」
グイッ
ありおかさんに腕を引っ張られる。
『ひゃっ』
またそんな声が出ちゃって、
「ほら、また!」
なんて怒られて、
僕も
『すみません』
と謝る。
そんな感じで、練習が続いた。
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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...
作成日時:2018年12月27日 21時