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〈……圭人が言ってるの、ほんとだよ。〉



『え…』



「あ、高木くん!」



〈…圭人が言ってるのほんと。…だって、おれも好きになったから。〉



「え…?」



〈中島くんのこと。〉



〈雄也、ほんと?〉




〈ほんと。だから、圭人が山田くんのこと好きになったっていう気持ちもよくわかる。〉




まさか、高木くんもゆうとくんのこと好きになったなんて……




ゆうとくんの方を見ると、ゆうとくんもおれのこと見てて、頷くと高木くんの方を見て、


「おれも、高木くんのこと好き。

……ファンとしてでも、憧れでもなく、一人の男性として。」




〈中島くん……〉



高木くんにそう言えば、今度はおれの方を見て、






「自分の気持ちに嘘つくなんて、辛いだけだよ、やまも気持ち、言ってごらん?」





ゆうとくんが優しく問いかけてくれる。





おれも…でも、けいとくんはおれのこと、






ううん、いいんだ。



たとえ、断られたって好きなんだから。



それは、変わらない。









『おれ…けいとくんが……』









ちゃんと自分の気持ち、伝えなきゃ…!

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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...  
作成日時:2018年12月27日 21時

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