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「じゃあ…行きますか?」




ライブが終わり、時間になるといよいよ、握手会ならぬJUMPさんの楽屋へ。





スタッフさんにいうと、




《どうぞ、こちらに。》



そういわれ、案内された。






コンコン




スタッフさんが楽屋をノックする。






〈はーい〉




中からの返事。





このこえは、きっと…いや、絶対あの人の声。





ずっと聞いてきた…







〈はーい、あ、当選した子?〉


《はい、準備はできていますか。》






けいとくんが目の前にいる。





それだけで、おれは、もう…





「やま?やまってば!」




『ふぇ?ゆとくん?』




一瞬意識が飛んでしまったみたいだけど、ゆうとくんの声に現実に戻される。



「なか、いこ?」



『え、あ、ちょっ、』





腕を引っ張られ、なかへ。







そこには、薮くん、光くん、雄也くん、伊野尾くん、ありおかくん、ちねんくん、そして………




けいとくん…







〈ようこそ!当選おめでとう!〉








メンバーのみんなが言ってくれる。






「こちらこそ。ありがとうございます!


すごい嬉しいです!」




ゆうとくんがそう言うなか、おれの視線はというと、けいとくんに……




パチッ




目が合うと慌ててそらして、




『おれも、すごい嬉しいです!ありがとうございます。』






そう言う。




〈じゃあ、名前教えてくれる?あと誰が好きなのか。〉




優しい声でふにゃんとした笑顔で(生ふにゃんやばい…!)薮くんが声をかけてくれた。





「中島ゆうとです。えっと…高木くんが、好きです。」



〈ありがとう。〉



ゆうとくんがいうと雄也くんがきてイケボでいう。





ゆうとくんが終わると、視線は一気におれに注がれて………




『あ、の……』



上手く言葉がでない。




そんなおれに、



〈ゆっくりでいいよ?(*^_^*)〉




笑顔でそう声を かけてくれる。




『は、はい。…ふぅ…山田 涼介です。…けいとくんのファンです。…』




そう、最後までいうと。




〈ありがとう。おれも涼介くんのこと好きになっちゃった!〉




なんて言う圭人くんは、おれに近づいてきて。




『え、あ、そんな、じょうだん……んっ』







キスをしてきた。

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作者名:littlestar | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=b546023d50dc6f80547173875caefb43...  
作成日時:2018年12月27日 21時

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