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李牧 ページ9

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李牧、やはりあなたは計り知れない

久しぶりにあったあなたは何も変わらない。

私があなたを見る度に目が合うのも、

私が祥染と話すと鬼の形相で祥染を睨むのも、

何もかも昔の貴方と変わりません。

**

宴というのは前から嫌いだった。結婚式を除いて。

茶を飲んでいると声が聞こえた。あの生意気な声

A「信!私の隣に来なさい」

信とそのもう1人は私のところまで駆け足で来た

信の方に手を置こうとして手を差し伸べると、

李牧「まだ付けているんですね、この翡翠。嬉しいです」

A『……私はもう母なのです。諦めてください…』

李牧「だからなんです。それはあなたと王騎のことであり私には関係ありません」

A『ッ…反吐が出るわ』

手を振り払い宴から離れ高台へと登った

先客がいることも知らずに




嬴政「Aももう、母なのか」

A『お気に入りの女官はいないの?そろそろ父となってもおかしくないわ』

嬴政「そんな暇はない」

A『国の王でもあるのよ?子は作らないと。それに、あなたの子供を待ち望んでいるのは昌文君や私だけじゃない。国民もよ』

嬴政「……子か……」

A『もうッ…じれったいわね…』

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作者名:ナタデココ | 作成日時:2023年11月23日 22時

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