花 ページ6
呂不韋「はっ、ご冗談は程々に」
A『冗談は嫌いだ。さぁ、旦那様も待っていることだし私は戻る』
茶器を机に落いて立ち上がり圆攒尖を出た。
A『王騎様!』
馬車の前でたっていた王騎と春影の元に駆け足で向かった
春影「奥様、身ごもっているんですからごゆっくりと、」
王騎「さぁ、帰りましょうか」
A『はい』
侍女は馬に乗り、王騎も馬に乗り、私だけが馬車の中へと入った
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浴場にて
旦那様と共に湯に浸かり話をしていた
王騎「これからは体調も悪くなります。明日にでも散歩に行きましょうか」
A『まことですか?楽しみにしております』
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次の日
小袿に着替えてから馬車にのり馬に乗っている王騎様と話をしていた
A『旦那様』
王騎「ん?なんですか。寂しくなりましたか?」
A『子供が出来たら2人の時間も無くなるのですね』
王騎「乳母が居ます」
A『なっ、子供は私の母乳で育てます』
王騎「そうですか?でも乳母はあって困るものではありますよ?」
A『良いのです。』
やっと目的地に着いたのか目の前の帳が開けられれば目の前に見えるのは花畑
A『まぁ、お綺麗ですね』
ゆっくりと馬車から出て王騎の元に駆け寄った
王騎「市女笠は良いのですか?」
A『構いませぬ』
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作者名:ナタデココ | 作成日時:2023年11月23日 22時