貴方様がお隠れになるまで、 2 (ページ3)

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子供ページ3

妊娠の話はすぐに中華に広まった。

秦国は王騎が居なくなった代わりに子供が戦に出れるから安泰、
他国は恐怖でしかなかった

ただ計国の王太后は壮大な計画をたてていた。

現在王となっているあいつを引きずり降ろしてから王になるのはきっとこの私だと王太后は思っていたがAに子供がいるのなら別。Aの子供を王にすればいい。そう王太后は考えていた

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子供ができてとても嬉しいのか王騎は毎日にやにやにやにやしていた。

暇さえあればAのお腹に耳をつけたり撫でたり声をかけたり

そして秦国では子供が男か女か論争が巻き起こっていた

「いや！女がうまれればきっと文武両道だぞ！そうすれば子供もうめて戦にも出れる！一石二鳥じゃないか！」

「別にこの時代､武か文どちらかがあればいいんだ。その場合、武をとった男の子が生まれた方が秦国は安泰だな」

釣殿にて

春影「最近では性別の話ばかりです」

A 『いい事じゃない。祝福されているのよ』

妊娠して5ヶ月たったお腹を撫でながらそう答える

春影「まぁそうですけど、名前はどうすると話まであるのですよ？」

A『ふふ、なによそれ。子供の名前ぐらい夫婦で決めるわ』