7、『勝ち』 ページ8
＊＊
『かっちゃーん？どうしたの、顔色悪いよ？あと、目つきも』
「…………だ……ろーが」
『へ、なに？』
「なんでもねぇわ、クソ女」
折角、心配してあげたのにこの爆発野郎は…！
一回、燃やしてやろーか。
片手をかっちゃんに、向けたとき先生から召集がかかった。
「んじゃパパッと結果発表」
モサモサくんが、目をぎゅっとつむるのが横目に見えた。
確かに…ボール投げ以外そんなに、良くなかったからなぁ結果。除籍は__
「ちなみに除籍はウソな」
…なかった、だと⁈
「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」
「はー⁈」
「あんなのウソに決まってるじゃない！」
飯田くんに向かって、ポニテちゃんが当たり前のように答えていた。
やっベー、私完全に信じてたわ。
先生は、なにやら紙をモサモサくんに渡していて保健室に行くように言っていた。
…なんなの、あの人ツンデレ⁈
『良かったね！モサモサくん！』
「…え？あ、うん！」
モサモサくんは、ホッとしたような顔をしていて私も安心した。
入学早々、クラスメートがいなくなりましたなんて嫌だし。
「ところで結果どーなったんだよ？」
『えーっと』
出された、結果には2位のところに私の名前。
そして、その下にかっちゃんの名前が。
「なっ…⁈」
『おっしゃあ！私の勝ちだね⁈ね？』
隣でかっちゃんが震えていた。
かっちゃんが悔しそうな顔をするのを、見たくて覗き込むと危うく爆破されそうになった。
「クッソがァ！」
『どうどう…かっちゃん、落ち着いて？そんな時だってあるよ！…ふっ』
「テメェ、今笑っただろォ！コロスッ‼」
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雪見だいふく(プロフ) - すっっっごい面白かったです！もうなんか好みすぎてヤバいです！爆豪くんと轟くんが可愛すぎでした…ヤバかったですｗ更新楽しみにしてます！あと私作者様のページのが全部当てはまってました！ (2018年2月26日 19時) (
レス) id: a451b06430 (このIDを非表示/違反報告)
夜月詩音(プロフ) - 夏柑さん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！これからも、どんどん更新していきます^ ^ (2018年2月11日 9時) (レス) id: c4f744f6fb (このIDを非表示/違反報告)
夏柑(プロフ) - めっちゃくちゃ面白かったです！もう、なんか、すごい好みどストライクです！(語彙力無くてすみませんm(_ _)m)更新楽しみにさせていただきます！ (2018年2月10日 22時) (レス) id: b23e1e4c98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜月詩音 | 作成日時：2018年2月4日 17時
