５話 ページ5
「ただいまー」
あれから、数週間。
いつもどおりにバイトをしていつもどおりに帰宅。
「おばあちゃんー？……あれ、いない？
そっか、今日は華道教室がなんとか言ってたな」
夜ご飯簡単なのでいっかなー
と思い、キッチンへいこうとするとテーブルに置いてた携帯がなる。
どうやら、電話らしく不在着信だった。
おばあちゃん、また電話ボックス使ったのなー？
なんて思いながら電話をとる
｢もしもし、おばあちゃん？｣
廉｢おばあちゃんじゃないんやけど｣
｢廉！？なんで私の携帯番号知ってるの！？｣
廉｢お母さんに教えてもらった。｣
｢なるほど。｣
廉｢ってか、いつ東京に来んの？｣
｢半年すぎるまでには｣
廉｢家探すんやけどなんかなんかリクエストある？｣
｢んー安くてしっかりしてるところ｣
廉｢なんやそのリクエストわ笑まぁーええわ。
ってか、お前、ラインとかみないわけ？｣
｢ライン？｣
廉｢一昨日の夜におまえのラインお母さんからもらって追加したんやけど｣
｢そうなんだ。ごめん、携帯開かないから！
これからは、電話で｣
廉｢電話今日で五回以上はしたで。｣
｢はっそんなにしたの！？バイトだったからしらなかった｣
廉｢今日もバイトやったん？｣
｢そうだったけど｣
廉｢おさらとかわってないの？｣
｢そんなにドジじゃないし！｣
３皿なら割ったことあるけど
廉｢ならええけど笑んじゃぁ、またするな。
ラインできれば開いて欲しいんやけど｣
｢わかった、ちゃんと開く｣
廉｢開かんかったらハーゲンダッツな｣
｢絶対開く！｣
廉｢じゃあな｣
といって電話がきれた。
すると、すぐにラインがき、
廉はよ寝ろよ
ときて怒りスタンプをして携帯を閉じた。
続く
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作者名：ゆうくま | 作成日時：2018年8月23日 9時
