４話 ページ4
in 石川
「おばあちゃん、ただいまー！！」
祖母「おかえり、A。はやかったなー」
「まぁーね。これお土産！！」
祖母「あらあら、こんなにありがとうねー。
あっ、廉くんとは会えたんかい？」
「う、うん会えたよ。それでね、廉と東京で
一緒に住むことになったんだ」
祖母「そうなんか。じゃあその分安心するわ。
そろそろ、ご飯の支度するか。Aのお味噌汁飲みたいから
お味噌汁よろしく」
「うん、まかせて！」
in 東京
廉「なんで、俺が家探しせんとあかんねん」
紫耀「Aちゃんに一緒に住むっていったんだし、
そのぶんやらないと。」
廉「いや、たまたま口が滑っただけだし」
紫耀「Aちゃんって彼氏いないのかな？」
廉「なんで？」
紫耀「んーなんでだろうねー」
廉「あいつ、男子をそんな目で見たことないから
いないんじゃね？」
紫耀「なら、よかったー」
廉「……」
紫耀「廉はAちゃんのこと好きだったの？」
廉「はっ？」
紫耀「だって、一緒にいていつも思うけど、
スマホのホーム画面中学生のとき、撮った廉とAちゃんの
ツーショットじゃん」
廉「……さぁーな」
紫耀「えっ、なにそれー」
廉「好きとかどうかなんて俺、よくわかんなかった時だから
どうだろうね」
紫耀「うわー悪魔」
廉「悪魔やないわ笑」
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作者名：ゆうくま | 作成日時：2018年8月23日 9時
