127話 ページ30
あおいside
実況室に到着し扉を開ける。
ｶﾞﾁｬ
マイク｢ん？お！治崎じゃねーか！
どうだった？｣
中にはマイク先生と相澤先生がいた。相澤先生は無理やり連れてもられたのだろう。
私はポケットから金メダルを取り出し2人に見せた。
あおい『ぶっちぎりで優勝ですよ。
トーナメント前にはこっちに来てました。』
相澤｢さすがだな。
3日前まで入院してたとは思えん。｣
今日はなんだか沢山褒められるなと思いながらマウンドに目を向ける。
トーナメントはいつの間にか第8試合まで進んでいた。
第8試合は爆豪くんとお茶子ちゃんだ。
お茶子ちゃんにとっては厳しい組み合わせだろう。けど彼女が何も対策をしてないとは思えない。
あおい『どっちが勝つと思いますか？』
相澤｢さあな。
だがお互い譲らない性格だろ。
それこそ爆豪は去年の誰かみたいに、選手宣誓で1位宣言してたからな。｣
あおい『………誰の事ですかね。』
ちなみに今年も言ったなんて言えなかった。
スタートからお茶子は繰り返し攻撃を仕掛けてるけど、爆豪くんの爆破で全部かわされてる。
そんな爆豪くんの一方的な戦い方を見てスタンドからは野次が飛ぶ。
マイク先生も同じ気持ちだったのかお茶子ちゃんに同情していたが、突然相澤先生がマイクを奪い取った。
相澤｢今遊んでるっつったのプロか？何年目だ？
シラフで言ってんならもう見る意味ねぇから帰れ！
帰って、転職サイトでも見てろ。
爆豪はここまで上がってきた相手の力を認めてるから警戒してんだろ。
本気で勝とうとしてるから、手加減も油断も出来ないんだろうが。｣
その通りだ。スタンドのプロ達はお茶子ちゃんが女の子だからそう言ってるんだろう。
でもプロになったらそんなの関係ない。それをプロよりも爆豪くんとお茶子ちゃんは分かってるんだ。
相澤先生の生徒を思っての発言に素直に尊敬する。
あおい(かっこいいな、相澤先生。)
さすが先生だと思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 485人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい(プロフ) - 実里さん» 読んでくださってありがとうございます！相澤先生とくっつけようかもすごく悩みました……笑 (2020年10月26日 17時) (
レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
実里 - 相澤×夢主いいかもなぁ…… (2020年10月24日 12時) (レス) id: 5170473165 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ありがとうございます！作品を作る前、すごく悩みました。今はこの方向で話を進めようと思います！よろしくお願いします！ (2020年9月16日 15時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - とっても面白いです！私的には夢主にはヒーローなって欲しいなって思ってます！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおい
| 作成日時：2020年9月14日 9時
