119話 ページ22
あおいside
人工呼吸器が外され、普通病棟に移ることが出来た。
体力も順調に回復してきたので、明後日には自分で治療できるだろう。
そう考えてた時、ガラッと病室のドアが開いた。
あおい『マイク先生、相澤先生。』
そこに居たのは担任と元担任だった。
マイク｢YEAHH！治崎！
無事か!?元気そうでよかったぜェ！｣
元気いっぱいなマイク先生に苦笑いしつつも無事を伝える。
あおい『元気ですよ。寝すぎたくらいです。
明後日には、もうじぶ、んで……』
やけに静かな相澤先生に目を向けると右目の下に傷跡があった。
相澤先生はこちらにツカツカと歩いてくる。
あおい『相澤先生、目の下、やっぱり後遺症がっ…！』
瞬間、相澤先生に抱きしめられた。
あおい(え!?なになにどーいう状況!?)
頭の中はパニックで、後ろのマイク先生はセクハラだァ！と騒いでいる。
すると相澤先生は思いっきり体を離し、私の肩を掴んで怒鳴った。
相澤｢どうしていつも危ないことする！
なんで自分の怪我治さなかった！
キャパオーバーと重症で死にかけてたんだぞ。
一歩間違えれば命を落としてたかもしれない………
…………もっと、自分を大事にしてくれ。｣
力なく俯き懇願するような相澤先生に私も、後ろで騒がしかったマイク先生も口を閉じた。
何とか返そうと思って言葉を紡ぐ。
あおい『…………キャパの残量を考えて相澤先生の治療をしました。
自分に使うには体力が残ってなかった。
それに相澤先生の個性は目を使う個性だから、治さなきゃって思ったんです。
でもすみません、自分のことは考えてませんでした。軽率でした。』
気がつけば謝っていた。相澤先生の迫力に呑まれたからだろうか。
すると相澤先生は顔を上げ、
相澤｢分かったならいい。
次やったら除籍だからな。｣
と何とも物騒な言葉を呟いて頭を撫でた。
その後2人は椅子に腰かけ、ここ数日の雄英の話をしてくれた。
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あおい(プロフ) - 実里さん» 読んでくださってありがとうございます！相澤先生とくっつけようかもすごく悩みました……笑 (2020年10月26日 17時) (
レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
実里 - 相澤×夢主いいかもなぁ…… (2020年10月24日 12時) (レス) id: 5170473165 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ありがとうございます！作品を作る前、すごく悩みました。今はこの方向で話を進めようと思います！よろしくお願いします！ (2020年9月16日 15時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
きゃーぽん(プロフ) - とっても面白いです！私的には夢主にはヒーローなって欲しいなって思ってます！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: 0aee990b2e (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 桜さん» ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします！ (2020年9月15日 18時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい
| 作成日時：2020年9月14日 9時
