【名探偵コナン】米花町2丁目20番地弐 (ページ32)

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78話ページ32

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名前side

七海「ね、ねぇ名前。

なんであの3人なの？携帯の履歴に残ってたからって、それだけじゃ犯人だって……」

名前『多分あの人達は、麻.薬取引の相手だよ。』

七海「えぇ！？」

ﾊﾞｼｯ______

七海「ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ……、」

名前『………あの遺体の死亡推定時刻は昨日の23時から今日の午前1時。

今日の朝、千早が見つけた怪文書には昨日の日付と＂ネズミ＂の文字。

てことは昨日の夜にここで取引が行われた証拠だ。』

七海「なるほど……

あ、だから23時から1時までの間の履歴で呼び出したのか。」

ネズミの時間は23時から1時の間。

その時間に電話をしていれば怪しまれるのも無理ない。

ま、殺人をしたにしろしてないにしろ、薬やく取締法違反だけど。

七海「でも、誰が犯人かは、」

名前『あぁ、犯人はあの女の人だよ。』

私が千早にそう言ったのと同時に、向こうも推理ショーを始めていた。

新一くんの隣に平次くんが立ち警部たちに説明をする。

いつもの流れだ。

七海「なんで？」

名前『理由は色々あるけど、彼らの推理を聞くのが1番早い。』

新一くん達が色々やってる間に遺体の周りを観察したけど、どう考えてもあの女が犯人だ。

被害者の親指に口紅がついてたし、殺害に使ったと思われる木の杭の先の方に血痕がついていた。

あれは身長の低い女が振り下ろした証拠。

明白だ。

七海「そうだね。

ここからじゃ聞にくいし向こう行こ！」

名前『そうだ、ね……………………ん？』

ｳﾞｰｳﾞｰ_______

警部や新一くん達の輪の中に行こうと思った時、ポケットに入れていたスマホが振動した。

振動が続いているということは電話。