60話 ページ14
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名前side
7年前_______
名前『……お父さん…………?』
廻「……ッ、名前………」
名前『なにしてるの?』
そうだ。
夜中に部屋の明かりがついていて、不審に思った私はお父さんの部屋を覗いたんだ。
そしたらお父さんは、慌ててパソコンを閉じて私の前に片膝をついた。
廻「起きていたのか……」
名前『だって、家の前に変な人がいたもん。』
廻「ッ!」
そう言ったら、お父さんは目を見開いてビックリしてたっけ?
名前『どうしたの……?』
廻「…………いや、何でもない。
さ、もう寝なさい。お父さんはまだ仕事があるから。」
そう言われて私は部屋に戻ったんだ。
たしか、パソコンの画面には………
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名前『「潜入中の組織についての見聞」……』
コナン「え?」
名前『昔、お父さんのパソコンで見たかも……』
コナン「本当か!?」
名前『うん……
でも、見えたのはタイトルだけで何が書いてあったかは分かんない。』
ちょうどお父さんの背中に隠れてて見えなかったからな。
それにあの時、家の周りをうろついてたのは組織の連中だったのかも。
コナン「じゃあ、どこかにデータとして残してるかもな……」
名前『確かに。』
有るかもしれないし、無いかもしれない。
不確かなものだけど賭けてみる価値はありそうだ。
名前『じゃあ当面の目標は、そのデータ探しだね。』
コナン「あぁ、なんか分かったら教えてくれ。」
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作者名:あおい | 作成日時:2021年6月4日 22時