【名探偵コナン】米花町2丁目20番地弐 (ページ11)

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58話ページ11

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名前side

名前『つまり、

キールこと水無怜奈をとっ捕まえたけど実はCIAで、

その上でわざと組織に戻し、

まんまと呼び出されたふりをして、

お望み通り死んでやったってわけですか？』

赤井「まぁ、ザックリ言うとそうだ。」

内容を聞いて後悔した。

そんな大事になってるとは思わなかったからだ。

名前『私、ただ単にこの辺で潜入中だと思ってたんだけど………』

コナン「まぁ無理もないよ。

FBIの人達でも知らない極秘情報だから。」

名前『え、そうなの？』

赤井「あぁ。」

そうなのか。

てっきり周知の事実なのだと思ってた。

名前『あれ？

もしかして私、結構ヤバい…………？』

赤井「だからそう言っただろう。」

名前『じゃあなんでここに来たの。』

赤井「それは偶然だ。」

コナン「ま、まぁまぁ……」

君もだよ新一くん。大胆にも程がある。

私が周囲にもらさなかったから良かったものの、1歩間違えれば大惨事だ。

コナン「……とにかく、この事は誰にも言わないで欲しい。」

名前『それは勿論。

後は、チョーカー型変声機を作った博士と、

変装術を授けた有希子さんと、

ここの家主の優作さんが知ってるってとこかな？』

コナン「当たり。」

だろうな。

新一くんが1人でここまでの計画を成すのはちょっと厳しい。

だから協力者が必要で、それが出来るのは優作さん達だけだ。

名前『まぁ、取り敢えずは様子見だね。』

赤井「ああ。」

コナン「そうだね。」

こっちサイドに戻ったって言ったらジェイムズさんは怒るかな。

わざわざ安全な国に逃がしてくれたお父さんは悲しむだろうか。

それでも、結局は少しの好奇心と大きな探究心に突き動かされて首を突っ込んでしまうんだ。

その後もほぼ徹夜で私達は情報を共有して話し合った。