【名探偵コナン】米花町2丁目20番地弐 (ページ1)

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48話ページ1

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名前side

夕日の写真を取りに来たはずが、もう日が沈みかけている。

ちょっと肌寒くなってきたな。

潮風もあるし、早く帰らないとまた風邪を引きそうだ。

そう思ってると、取り巻き達が帰ろうと言い出した。

横溝「んじゃあ、とりあえず遺体を船に……」

コナン/沖矢「「ちょっと待った！」」

横溝「んぁ？」

それに横溝警部も賛同したけど、新一くんと沖矢さんはそれを止めようと声を上げる。

横溝「あんだァ？まだ何かあるのか？」

沖矢「あ、いえ。

このボウヤが話があると……」

コナン「あ、でも、昴さんも話があるなら先に……」

なんでもいいからさっさと話してくれ。

横溝「だーかーらー、話なら署に行ってからたっぷりと……」

名前『けど、それじゃあ証拠を隠滅されちゃいますよ。』

横溝「しょ、証拠ォ？」

光彦「じゃあ！犯人が分かったんですね！」

元太「マジかよ！」

名前『まぁ、その説明はコナンに任せようかな。』

興奮する子供たちの前に屈んで新一くんに視線を移す。

目が合うとははっと苦笑いされた。

名前『だから、帰したらダメですよ。』

沖矢「犯人はこの中にいますから。」

大戸「ちょ、ちょっと待てよ！

俺らの中に犯人がいるって言いたいのかよ！」

沖矢さんの発言に取り巻き達は騒ぎ出す。

まぁ、長時間ここで事情聴取されてたらストレスも溜まるわな。

開田「確かにお嬢様は俺らと潜ってた最中に行方不明になったが、」

青里「どっかの悪いヤツの船に連れ去られて、ここに置き去りにされたかもしれねぇじゃねぇか！」

沖矢「いや、それはまずない。

あのメールが送れるのは、以前にも同じようなことがあったと知っているあなた達だけですよ。」