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33話 ページ35

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名前side











翌日、結局寝不足は解消されずに体が重いまま登校した。









七海「名前、大丈夫?



朝から授業寝てばっかじゃん!」






名前『そう思うならもっと声量落としてくんない?』









机にぐでってると騒がしいやつが声をかけてきた。





七海千早(ナナミチハヤ)、私の友達。





ちなみに剣道部。









七海「そんなに寝てると次のテスト赤点になるよ。」




名前『千早に言われたくない。』









赤点は君だろ。



私は学年トップ10から落ちたことは無い。









七海「……ねぇ、マジで大丈夫?」





名前『んー、多分……』











心做しか、ちょっと頭が痛い。


なんか寒い気もするし、体が怠い。










七海「次、体育だよ?


休んだ方がいいんじゃない?」






名前『そうしようかな。


なんかマジでやばいかも……』









保健室に行こうと思い、机に手をついて立ち上がる。











名前『あ……』




七海「ちょ、」











瞬間、目の前が歪んで膝に力が入らなかった。





多分そのまま倒れ込んだんだと思う。










七海「名前!?」









必死に呼びかけてくる千早の声がだんだん遠くなっていって、私は意識を失った。









____________



オリジナルキャラクター






七海千早(ナナミチハヤ)



・名前のクラスメイト


・名前とは対照的に元気で明るい


・剣道部(全国中学校剣道大会2連覇中)

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作者名:あおい | 作成日時:2021年5月24日 14時

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