【名探偵コナン】米花町2丁目20番地 (ページ22)

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20話ページ22

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No side

キッド「よォ、名探偵……」

コナン(か、怪盗キッド……！)

所変わって群衆の中、キッドはコナンの頭にトランプ銃を突きつけて地面に膝を着いた。

キッド「知ってるか？サーストンの3原則。」

コナン「あぁ、20世紀の始めに活躍したマジシャン、ハワード・サーストン。

その名を冠して定義付けられた3原則……

マジックでやっちゃいけない｢3つのタブー｣の事だろ？」

キッド「その通り。

1つ目は｢マジシャンはタネ明かしをしてはならない｣。これは言わずもがな。

2つ目は｢マジックを披露する前にこれから起こる現象を説明してはならない｣。

意外性がなくなり、驚きが減ってしまうから。

そして3つ目、」

名前『｢同じマジックを二度繰り返してはならない｣。…………でしょ？』

キッド「！」

キッドはその声に驚き顔を上げた。

コナンの前に立つ名前は片方の口角を上げてキッドを見ている。

その挑発的な笑みにキッドもニヤリと笑った。

名前『昨日ぶり…………で、合ってる？』

キッド「さぁ？なんのことかな？」

コナン「名前！？」

名前『や、コナンくん。

やっぱり来てたんだね。』