近接タイプ ページ14
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名前side
名前『わぁお……』
現在洞窟内の呪霊と交戦中。
名前『……あんな華奢なのに…』
私は2体いた内の1体を引き受け、術式で祓った。
呪霊が消えていくのを横目に七海先輩の方を見ると、ナタのようなもので攻撃を仕掛けている。
あの人近接戦タイプだったのか。
いかにも遠距離得意ですみたいな体格なのに。
七海先輩は直ぐに間合いを詰めて呪霊に斬撃を入れる。
その瞬間、呪霊は弾け飛んだ。
七海「終わりましたか?」
名前『あ、はい。』
血振りをして先輩はこっちに歩いてくる。
名前『流石ですね。』
七海「どの口が言ってるんですか。」
もう周りに呪いの気配はない。
それが確認できたため先輩は来た道を戻っていく。
私はそれを追いかけた。
再びトンネルに戻って来て先輩の隣に並んで歩く。
七海「………先程の発言はどういう意味ですか?」
少し静かな間があったあと、先輩はさっきの話の続きを促した。
名前『なぜ呪術師になったか、ですか?』
七海「ええ。」
理由…………か……
名前『さっきも言った通り、呪術師になったこと自体意味も理由もないです。
私の目的達成の手段の1つに過ぎません。』
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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時