師弟の会話 ページ34
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伏黒side
名前『反葉名前です。よろしくね、恵君。』
そう言って握手を求めてきた女の人は凄く綺麗な人だった。
曰く、その人は五条さんの生徒らしい。
そもそもあの人が教師をやれてることに驚きを隠せなかった。
名前さんは任務がオフの日によく家に来る。
津美紀にはケーキやお菓子。
俺には本を数冊。
名前『中古だから欲しかったら言って。
多分、恵君くらいの歳の子はこういう本読まないだろうけど、君は賢いから。』
だそうだ。
本が読みたいのは事実だし、面白いとも思う。
でも俺が「読みたい、欲しい」と言えば名前さんは「また次にね」って約束をしてくれる。
それが1番の理由だった。
五条「あれ、また本増えてんじゃん。」
今日は珍しく五条さんがオフで名前さんが任務の日。
名前さんが置いていった本を取って五条さんはペラペラとページをめくる。
五条「こんな小難しいのよく読むね。
コレって息抜きになるの?」
伏黒「なりますよ。
五条さんも読んだらどうですか。」
五条「無理無理。活字とか見てるだけで嫌になるもん。」
この人は本当に名前さんの先生なのか?
逆の方がまだ頷ける。
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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時