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糖分補給 ページ16

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名前side
















名前『絵面ヤバいですよ。』






五条「え?なにが?」









名前『……しかも無自覚。』














暑い夏の昼下がり。





クーラーの効いた室内。














正面に座るのはスイーツを貪る黒ずくめ。






知り合いだと思われたくない。














午前中で任務を終えた私はたまたま近くで任務をしていた五条先生に捕まり、なんか高そうなスイーツ専門店に連れ込まれた。
















名前『というか、よくそんな甘そうなもの食べれますね。』





五条「頭を常に回してると糖分欲しくなるんだよ。」






名前『明らかに過剰摂取でしょう。』













いつか不摂生がたたって死にそう。





特級術師が糖尿病で死にましたなんて笑えない。












名前『で、なんで私も連れ込んだんですか?』





五条「なんかその言い方ヤバい…………て、冗談じゃん。」









私が拳を握ったとこで五条先生はふざけるのをやめた。
















五条「……硝子がさ、もっと食べさせろって。」





名前『家入さんが?』












家入硝子さん。





反転術式を他人に使うことが出来る超希少な存在。





五条先生の同期だったっけ?





まだ会ったことないけど。








そういえばこの前健康診断的なやつでなんか書類出したな。









……でも食べさせろってこういうことじゃないと思う。















五条「名前は何食べたい?


チョコ系、クリーム系、フルーツ系etc……




GLGの僕が奢ってあげる。」






名前『その単語だけで胸焼けしそうなんですけど……』








五条「じゃあチョコ系ね。」







名前『選択肢の意味……』












ハイテンションだな。





いや、いつもこんな感じか?










結局コーヒーも追加で頼んで先生にご馳走になることにした。

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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月25日 17時

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