【呪術廻戦】下校途中、サングラスに声をかけられました。【男主】

6話 ページ7

.




涼side








俺も五条先生の横に並んで出口まで歩く。









涼『そういえば、五条先生の術式はどんなんですか？』









なんか目が特殊っぽいし、強い術式なんやろう思て聞いてみた。






五条「僕の術式は収束する無限級数を現実にする術式だよ。


まあ要は無限を操るって感じだね。」







涼『あぁ、アキレスと亀的な…』





五条「そうそう。詳しいね。」






涼『重力操術を使う上で物理をちょい齧ったんで。必然的に数学もやったんです。』







あれはもう二度とやりたない。






数学と物理は公式見てるだけで頭が痛なる。







俺文系やし。







ていうか無限って。無敵バリアーやん。








攻撃当たらんって最強やな。







俺も似たようなもんやけど、術式には触れへんし、左眼の死角から攻撃されたらふつーにやばい。








そうこうしてる内に出口に到着した。







あれ？ここまで連れてこられたけど、ちゃんと帰して貰えるんよな？







これで｢じゃあ！家まで頑張って！｣ってならへんよな？





いや、この人はやりかねん。







五条「すごい何を言いたいか分かるけど、ちゃんと送るから大丈夫だよ？」







涼『あ、そうですか。』









また五条先生に掴まっとると、数十分前にトんだ場所に戻ってきた。






辺りは真っ暗で人っ子一人おらん。







これ五条先生通報されへんかな。











五条「じゃあね。また1か月後に高専で。」






涼『あぁ、はい。さいなら。』









なんか、嵐のような人やったな。






俺は踵を返して手の治療をしに病院に向かった。









ん？"五条"……？















涼『ハハ、御三家か……』









そら強いわ。

7話 高専入学→←5話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す