5話 ページ6
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涼side
涼『…………はぁ……』
呪霊が塵になってくのを見ながらため息をつく。
これで帰れ……「マジかぁ」………………あ
声がした方を振り返ると先生が立っとった。
そうや、五条先生のことすっかり忘れとった。
五条「ここまでとはね。」
涼『五条先生……』
五条「1級に太刀打ちできず「五条先生助けて〜」ってなるのを想像してたのに。」
どんな想像や。そんな弱いと思われとったのか。
涼『で、どうでしたか?
俺は何級です?』
俺がそう聞くと、五条先生は人差し指をピシッと立てた。
五条「涼は1級!…………て、言いたいとこだけどまだまだ経験値低いからね。
とりあえず様子見。
だから2級だね。」
涼(2級か……。まぁ妥当やな。)
五条「高専に入ったら僕の後輩と任務をやってもらう。
それで通用したら1級に昇級ってとこかな。」
へぇー。
昇級ってどんなシステムなんやろ。
推薦なんか?
そこんとこあんまり興味あらへんから詳しくないんよな。
涼『分かりました。』
五条「それと、」
グイッ
涼『い"ッ』
五条「今後、呪術師をやってくならこういうやり方はオススメしないね。」
五条先生が掴んだ俺の手のひらからは血がドバドバ出とった。
涼『ありゃ、バレました?』
五条「バレました?じゃないよまったく……
もっとやり方あったでしょ。
もうやらないでね。」
涼『………血ぃつきますよ。』
そう言うて手を解こうとするが再度引っ張られた。
涼『痛い痛い!』
五条「や ら な い で ね」
涼『分かった!分かったから離せ!』
手を引き抜くと今度はパッと離して貰えた。
涼『暴力教師……』
五条「聞こえてるからね?」
いや、教師かも怪しなってきたで。
五条「ま、とりあえず出ようか。」
そう言いながら五条先生は歩き始めた。
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あおい(プロフ) - まるた。さん» そうなんですね、ありがとうございます!なるべく直せるように頑張ります! (2021年2月23日 15時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
まるた。 - 「〜だったの?」は「〜やったん?」もしくは「〜やったんか??」と表す方が無難かと。「〜だったん?」よりは的確ですよ ((ボソッ (2021年2月23日 15時) (レス) id: 8a9b863792 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 匿名さん» 読んで下さりありがとうございます!そうなんですね…、すみません!次の更新までに直しておきます!ご指摘ありがとうございます! (2021年2月11日 9時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 左眼の全盲とありますが、全盲は両眼が全く見えない状態のことですよ。 (2021年2月11日 9時) (レス) id: 86a184589e (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 夏蜜柑さん» 読んで下さりありがとうごさいます!文スト好きです!是非これからもよろしくお願いします! (2021年2月9日 20時) (レス) id: e861894a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおい | 作成日時:2021年2月8日 17時