【呪術廻戦】下校途中、サングラスに声をかけられました。【男主】

47話 ページ50

.



涼side









祓われた時に術式を使った感じはせんかったから、虎杖が先生に貸して貰っとった呪具で倒したんやろな。








涼『虎杖ってすごいよな。



ついこの間見えるようになったのに普通に戦えとるし、ビビっとらん。



ちょっと…………………いや、かなり変なんやろな。』






伏黒「失礼だな。」





涼『事実やん。




俺ら救うために、あんなキッショイもん食べるんやで？



人命救助が第一なんやろな。』









俺や伏黒、言わずもがな五条先生もこの業界におれば「しょうがない」で済まさなあかん場面が必ず出てくる。





その思考が虎杖には一切ない。皆無。





せやからソレが命取りにならんかが心配やな。











五条「お、」




涼『！』









突然声を上げた五条先生の視線を辿ると、ビルの窓から呪いが飛び出してきた。










伏黒「祓います。」




五条「待って。」










伏黒が即座に動こうとしとったけど、五条先生がそれを制した。



ビルの中からは見慣れん術式の呪力を感じる。










涼(……釘崎のやな…、どうするつもりやろ。)










上空の呪霊を見とった時やった。






呪霊に流し込まれる釘崎の呪力。




瞬間、呪霊は弾け飛んで祓われた。














涼『……心配せんでも良かったみたいやな。』






無事呪霊は祓われ、実地試験は終了となった

この小説の続きへ→←46話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す