【呪術廻戦】下校途中、サングラスに声をかけられました。【男主】

18話 ページ19

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涼side










ていうか五条先生って高専出身なんや。






学生時代とか全然想像できん。











ん？











涼『じゃあ俺、建人くんと任務行くってこと？』






七海「えぇそうです。でも意外ですね。



1級なんて涼君なら余裕でしょう。」







へぇ。建人くん、意外と俺の評価高かったんやな。ちょい予想外。







涼『せやけど経験値浅いしまだまだやで。


俺、パワーやらスタミナやら無いし。』







五条「そうそう。涼細いからね。


ついでに七海に近接鍛えてもらいなよ。」







それええな。審査もできて一石二鳥やん。











伊地知「あ、あの……そろそろ…」







涼『あ』






俺らが話してると伊地知さんが申し訳なさそうに声をかけた。








七海「そうですね。そろそろ行きましょう。」







話しすぎたな。伊地知さんスマン。










建人くんに続いて車に乗り込もうとした時、後ろから腕を引かれた。









涼『え、五条先生？』










先生の方を振り向くとさっきまでのおちゃらけた顔じゃなくて、真剣な顔つきやった。










五条「涼、前にも言ったけど涼の術式は現状が全てじゃない。



中に眠ってる能力を解放した時、涼は確実に死ぬ。」









涼『…………はい。』









乗りかけとった足を戻して五条先生と向き合う。









そういやそんなん言うとったな。







普通に任務もやれてるし、特に体や呪力に異常がある訳ちゃうから全く頭になかったけど。






五条先生、全然詳しく説明してくれへんし。








五条「感情をコントロールするんだ。


ソレを呼び覚まさないように。」






そう言うて五条先生は俺の心臓の位置に人差し指をトンっと当てた。












涼『…………分かりました。』











危険、被害、感情、死……









なんかだいたいアウトラインが掴めてきた。






五条先生が隠したい理由もなんとなしに想像がつく。










俺が車に乗るとすぐに出発した。

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