21話 ページ23
〜記憶〜
貴「…シガイが増えてる」
グ「マジかよ…」
シガイを1体倒し終えたかと思えば再び靄のようになって地面から出てきた。
…しかも強いし、結構しんどいかもな。
このイカの様なシガイ…確かマインドフレアと言ったか……動きは素早くはないが攻撃してもなかなか効かない。
その上ブリザドと似た様な冷気出して攻撃してきて本当に最悪だ。寒いにもほどがある。
貴「ノクト、どんな感じ？」
ノ「ああ、コイツ雷魔法が効くっぽいわ」
そう言ってノクトはサンダラをマインドフレアに投げつけた。
うん、効いてる。これで何とかいけるか。
プ「強いし寒いし…本当キッツ…」
グ「やるしかねえだろ？ほら、もう少しだ。働け」
マインドフレアは先ほどの雷魔法が効いたのか攻撃してくる頻度も少なくなってきた。
貴「本当だ、弱って__うわっ！」
一瞬 気を抜いてしまい、物凄いスピードでマインドフレアが俺に向かってくると数本の足で俺を捕らえて締め付けた。
貴「ぐっ…ぁ…」
プ「A‼」
身じろぎをするも力が強く中々抜けられない。
絡みついた足から力や体力が吸い取られている様な気がした。
グ「くそが！とっとと離しやがれ！」
グラディオが大剣で足を切り裂くと、俺の身体は解放された。
たが助かったと思ったのは一瞬で身体の様子がおかしかった。
貴「…ぅ…ぁぁ、あ」
イ「…A？」
目の前がチカチカとスパークし、視点がおぼつかない。
それに加えて吐き気や頭痛がする。
ふらふらとふらつきながら歩くと俺は刀で敵もいない空気を斬った。
グ「チッ、混乱状態か」
プ「ええ！？どうすんの！？」
グ「まずは周りの敵を倒していくしかねえだろ」
そう言ってグラディオはまだ生き残っているシガイに剣を振り下ろした。
プ「Aは！？」
イ「オレが行く！」
イグニスが俺の近くに駆け寄ってくる。
貴「ぁ…イグ、に__駄目、だ…来るな」
このままではイグニスにまで刃を向けてしまいそうで何とか途切れ途切れに言葉を繋いだ。
イ「だがそのままお前を放っておくわけにもいかないだろう」
貴「ゃ…やめ、てくれ___ぼくは…」
訳もわからずに武器を召喚しては振り回し、氷の障壁に傷をつける。
《_不浄者_》
突如頭の中にそんな言葉が流れ込んだ。
_誰の声だ？誰にだ？
貴「！？ぼくが…っ！おれ、が？…ァァ…ちがう…ぅぁ…ちが、」
イ「A！！」
イグニスの呼びかけも今の俺には届かなかった。
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なかまる。(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！時間があるときに更新できたらなと思っておりますのでこれからもよろしくお願います^ ^頑張ります！笑 (2018年4月3日 1時) (
レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 最高です…!!!更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月30日 15時) (レス) id: abb688805d (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - メンシスさん» お疲れ様でした！！やっと勉強から解放されたのでちょくちょく更新していけたらなと思います！ありがとうございます！ (2018年3月22日 1時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
メンシス - 受験お疲れ様でした！これからも体に気をつけて更新頑張ってくださいね (2018年3月20日 21時) (レス) id: 6f164534c9 (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - チョコブラックさん» ありがとうございます。本当にありがとうございます。コメント本当に嬉しいです(*ﾟvﾟ*)少しずつでも文章力や語彙力を高めることができる様に頑張ります…！ (2018年3月17日 22時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかまる。 | 作成日時：2018年1月15日 0時
