17話 ページ19
プ「滝の裏にあるって話だけど」
イ「ともかく行ってみよう」
俺達は滝の横にある細道を登り目的地であるグレイシャー洞窟に足を進めた。
カルタイン大滝から物凄い量の水が落ちてきて水しぶきが霧のようになって俺の身体をしっとりと濡らした。
プ「あっ！入り口っぽいの発見！」
グ「噂は本当かもしれねえな」
プロンプトの差した方には小さめの洞窟があり、奥は暗くてよく見えなかった。
貴「ええ…もう洞窟はキカトリークだけでいいんだけど」
2本目の伝説の剣を手に入れたときも洞窟にあり、伝説の剣は何かと洞窟に隠されがちなのではないのかと疑ってしまう。
イ「泣き言を言っても仕方ないだろう。行くぞ」
貴「はいはい」
プ「うわぁ、、早くも鳥肌…このカッコのまま入るの？」
グ「安心しろ、死にゃしねえよ」
貴「凍傷になるくらいかな？」
プ「まって、怖いこと言わないで」
洞窟の中に入るとそこら中から冷気が漂い、思わず身を縮めた。
辺りは暗く冷たく氷も所狭しと並んでいた。
プ「…こんな寒いんだし__シガイもいなかったりして」
グ「シガイに寒いも暑いもねえだろ」
暗くて怖いのか、シガイが怖いのか若しくはその両方かわからないがプロンプトは雑談を始めて気を紛らわせようと試みる。
プ「だよね！…ああ、でも凍ってたりとか？」
グ「冷凍保存か……で、そいつらが目覚めて__」
貴「襲ってくる？」
プ「うわぁ……無理…ホラーじゃん」
泣きべそをかくプロンプトを他所に歩いていくとノクトが突然足を止めた。
ノ「げ…」
どうしたものかと彼の目線を追っていくと地面から黒い靄のようなものが浮き上がり、何かを形作っていった。
ノ「ぬるぬるして気持ちわるっ！」
貴「…初めてシガイ見たけど割とキモいな、うん」
プ「やっぱり出るよね〜…ってかA冷静すぎて怖い」
初めて見たシガイはプリンと言って、ヌルヌルというかドロドロというかよくわからない形状をしていた。
武器を召喚して切り掛かるとブニとした感覚がなんとも気色悪かった。
貴「コイツの名前《プリン》なんでしょ？
…なんか普通のプリンっていうよりスプーンでぐちゃぐちゃにしたプリンみたい」
プ「わあ…なんか可哀想」
ノ「イグニスに怒られそうなヤツだな」
プ「わかる！食べ方が汚いって言われそう」
イ「…頼むからもう少し気を引き締めて戦ってくれ、怒らないから」
グ「怒って言い聞かせることを諦めてやがる…」
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なかまる。(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！時間があるときに更新できたらなと思っておりますのでこれからもよろしくお願います^ ^頑張ります！笑 (2018年4月3日 1時) (
レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 最高です…!!!更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月30日 15時) (レス) id: abb688805d (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - メンシスさん» お疲れ様でした！！やっと勉強から解放されたのでちょくちょく更新していけたらなと思います！ありがとうございます！ (2018年3月22日 1時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
メンシス - 受験お疲れ様でした！これからも体に気をつけて更新頑張ってくださいね (2018年3月20日 21時) (レス) id: 6f164534c9 (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - チョコブラックさん» ありがとうございます。本当にありがとうございます。コメント本当に嬉しいです(*ﾟvﾟ*)少しずつでも文章力や語彙力を高めることができる様に頑張ります…！ (2018年3月17日 22時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかまる。 | 作成日時：2018年1月15日 0時
