11話 ページ13
〜翌朝〜
貴「ん…ふぁー」
携帯のアラームが鳴り、もぞもぞとベッドから脱出する。
あー、今日はカジュアルスタイルでいっか。
俺はキャリーバッグを適当に漁り、スカルマークが大きく印刷されたTシャツにシンプルなジャージ、デニムのダメージジーンズを引っ張り出した。
貴「あ、おはよう。イグニス」
イ「ああ」
イグニスは既に起きていたらしくもう身支度を終えていた。
昨日は彼に色々と世話になって荷物をホテルに運んでもらったあとイリスも加えてみんなでお茶して寝た。
…イリス、ノクトと一緒で楽しそうだったな。
貴「プロンプトとグラディオは？」
イ「イリスと一緒にホテルの広間にいる。オレも先に行ってるから着替えたら来るといい」
その言葉に「了解」と返すと彼は部屋を出ていった。
貴「ノクトは…まだ寝てるね。
昨日は頭 痛そうだったから寝かしといてやるか」
俺は急いでカジュアルスタイルに着替えると部屋から出て階段を下り、イリスのいる広間へ向かった。
イリス「お、Aおはよ！」
貴「おはよう、早いね。
あれ、みんなは？」
元気に挨拶する彼女に笑顔で返すと周りにイグニス達がいないのに気づいた。
イリス「ああ、兄さん達は先に市場とかの見回り行ったよ？Aは昨日色々見て回ったからいいだろー？って。
それよりさ、ノクトは？」
マジか、あいつら俺のこと置いて行きやがった。
みんなで回るの少し楽しみにしてたのにな…
貴「ああ、ノクトならまだ寝てるよ」
イリス「ええ！？まだ寝てるの？」
うちの眠りの王子に少し驚いた様子だった。
まあ、わからなくもないが。
貴「ふふ、育ち盛りだからな。
あ、そうだ。ノクトが起きてきたらイリスがノクトにレスタレムの街を案内してやってくれないか？」
イリス「え、いいの？」
貴「うん、頼めるか？」
イリス「もちろん！！任せてよ！」
花のように笑うイリスに俺もつられて笑みを浮かべた。
…ささやかではあるが俺も彼女の恋を応援しようと思う。
そのくらいしても罰は当たらないだろう。
貴「じゃあ俺は昨日は回れなかった展望台に行こうかな。
…楽しんでね」
イリスの頭をポンと撫でると彼女は照れたように「うん」と呟いた。
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なかまる。(プロフ) - 彩さん» コメントありがとうございます！時間があるときに更新できたらなと思っておりますのでこれからもよろしくお願います^ ^頑張ります！笑 (2018年4月3日 1時) (
レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 最高です…!!!更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月30日 15時) (レス) id: abb688805d (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - メンシスさん» お疲れ様でした！！やっと勉強から解放されたのでちょくちょく更新していけたらなと思います！ありがとうございます！ (2018年3月22日 1時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
メンシス - 受験お疲れ様でした！これからも体に気をつけて更新頑張ってくださいね (2018年3月20日 21時) (レス) id: 6f164534c9 (このIDを非表示/違反報告)
なかまる。(プロフ) - チョコブラックさん» ありがとうございます。本当にありがとうございます。コメント本当に嬉しいです(*ﾟvﾟ*)少しずつでも文章力や語彙力を高めることができる様に頑張ります…！ (2018年3月17日 22時) (レス) id: e75acdb4c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なかまる。 | 作成日時：2018年1月15日 0時
