私は今日も舞う② (ページ26)

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トイレに行ってグロスを塗り直して…
廊下で立って待っていたら

「………ボベくん、」

ニヤニヤしたマネオッパに引き摺られて来てくれた。

BB「……ぁ…、久しぶり、Aちゃん」

ずっと手を繋いでいた仲なのに
久しぶりに会ったからか照れくさいし、

みんな見てるから

「……移動、しよう？」

BTSさん仕切りの反対にいるんだよな…って悩んだし
メンバーたちもいる楽屋に入ることにした。

「あ……ごめん話す所ないからここでもいい？」

LI「うわあ～、ボベオッパお久しぶりです～！！」

JN「ここまで来るの大変だったでしょ( 笑 )」

ボムくんを囲んで話してるけど何となく疎外感を感じて

BB「へ？……あ、ごめんね。」

そろっとボベくんの袖を引っ張ったのに

JS「あ～、Aが私たちに嫉妬した～！( 笑 )」

RO＇あーー、もう…オンニ可愛すぎるっ！！＇

みんなにバレた。

BB「……それで、僕どうして連れてこられたの」

あ…

JS「……Aが少し話したかったんだって」

RO「私たち出てくから2人で話してていいよ！」

BB「いや、それは申し訳ない…」

JN「いや、Aの為にも！」

そう言ってスタッフもメンバーもみんな出て行ったから本当に2人っきりになっちゃって…

「す……座、ろ」

緊張で声がちょっと震える

BB「……うん」

隣に座って太腿の上で手遊びしてるボベくん

何も変わっていない、私が大好きな横顔…

BB「そんなに見られると…恥ずかしいよ…( 笑 )」

ずっと見つめてたら恥ずかしがってもっと俯いた。

「…………っ」

抱きしめて欲しくて、服の袖を少し掴む

「……ギュ、って…やって…ほし……」

拒絶されそうで思わず声が震える

BB「だ……ダメだよ……だ、だってAちゃんはもうアイドルでっ……ぼ、僕はただの大学生だよ…」

＇いいか？A！アイツみたいな男は世間の目を気にしながら生きてるからAに触れたらおこがましいって思ってる！だからアタックしろ！手握ったり抱きついたり…自分から触りに行け！＇

マネオッパがアドバイスをくれたのを思い出して

BB「ちょっ…Aちゃ…ダメだって…、」

抱きついたけど、剥がされちゃった。