私は今日も舞う② (ページ20)

今日:16 hit、昨日:29 hit、合計:255,361 hit

＊ページ20

TH「どうせこれもすぐ忘れちゃうんでしょ…
忘れられるもんなら忘れてみればいいじゃん」

また顔を近づけてくるから大きめの声で抵抗したら

ガチャっ

？「………お前なにしてんの」

？「ヒョ…、ン？」

誰かが入ってきたからあっちから顔が見えないようにする

TH「何って、…キスしてた。
ユンギヒョンもジョングガも早く閉めてよ」

２人だったんだ…

SG「その女、Aか？」

JK「嘘…ですよね？彼女じゃないですよね？」

TH「……そんなに見たいなら見てれば」

そう言ってまた顎を持ち上げられてキスをされた。

チュッチュっと音を立てて何度も落とされるキスに
全く経験がない上に見られてるから

もうパンク寸前で何も考えられないままで…

JK「ヒョン、…嫌がってますよ」

TH「抵抗してるように見える？」

SG「抵抗出来てないだけだろ。
経験ない女にそんなことしたらダメだろ」

JK「……来て」

逃げたくて手を伸ばすけどキュッと手首を掴まれて

TH「どうしたら俺の事覚えておけるんだろ…
これ折っちゃえば忘れないのかな…」

震えが止まらない。

JK「Aさん早く…！」

ジョングクさんがテヒョンさんを退かして
私を抱っこしてくれた。年上なのに恥ずかしい…

JK「リビングは他のヒョンたちがいるから…
ごめんなさい、俺の部屋で」

「いいえ…お邪魔します。

さっきはすいません…でも私が悪いから
あまりテヒョンさんを怒らないで下さい…」

は？と言いたげな顔をするジョングクさん

JK「ユンギヒョンに怒られてますよ今頃。
……ちょっとこっち向いて」

顔を上げさせられて唇を袖で拭いてくれた。

JK「ヒョン怖かったでしょ」

「いいえ」

JK「怖い時は怖いって言わなきゃ」

「怖くないです、大丈夫」

そう言うと抱きしめて背中を撫でてくれた。

JK「震えてるよ…」

ジョングクさんの背中越しに
自分の手を見ると本当に震えてた。

「……私テヒョンさんが初キスなんです。」

JK「え、？」

「それなのに覚えてなかったから怒って…だから悪くないんです」

待って待って、というジョングクさん

「どうしましたか？」

JK「なんで、ヒョンなの…？」

「撮影で愛のないキスがファーストキスは嫌だろって…でも私それなんでかわからないけど忘れて…」

JK「なんでヒョンに任せたの」

？

「なんでって、その場にいtんっ…」

え、なんで？

なんでなんでなんでおかしいでしょこの人たち