私は今日も舞う② (ページ19)

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「……どうしたんですか、テヒョンさん」

熱を持った目で見下ろしてくるから顔を逸らす

「もし怒らせたなら謝ります…だから、…」

TH「怒ってない、思い出させてあげたくて」

え？

てことは…テヒョンさん？

「………私最低だ」

そうだ、テヒョンさん私の練習のために…

TH「ほんと、最低だよ…」

「私の練習手伝ってくれた人を忘れるなんて…」

TH「は、？」

え？

「どうs「もういい」え」

掴まれてる両腕が痛い

TH「全部、思い出させてあげる」

近づいてくる顔に驚いて逃げるけど
また腕を片手で縛り上げられて顎を掴まれた

TH「俺が…どんな想いで
キスしたかも覚えてないなんて」

舌で唇をペロって舐められて、ビクッとする。

TH「俺があの日から頭の中はずっとAばっかなのに…」

こういう時は動じないようにしなきゃいけないのに…
家族以外にされた事ないから心臓がバクバクしててっ…、

TH「ほら、もっとちゃんと顔見せて。」

「もう、……やめて………、」

やばい泣きそう

TH「いいよ、泣きなよ。

Aは泣き顔も可愛いからずっと見てたい」

何も出来なくて悔しい…

TH「ほんっと可愛い…」

「んっ…、」

首筋に顔を埋めて舐めてくるから変な声が漏れて
必死に声を我慢してたら口を塞がれて息が出来なくなった

TH「A、鼻で息しなきゃ」

「だっ…て、こんなキスしたことないっ、…！」

はあはあしてる私を寂しそうに見下ろしては

TH「っ……ほんっとに何も覚えてないんだね。」

また私に覚えてないという。

TH「俺とどんなキスしたか…こんなただ重ねるだけのキスよりももっとすごいキスしたのに…覚えてないんだ」

「そんなわけ…」

また冷たい目で見下ろしてくるから急いで目を逸らす

TH「……俺、もう我慢の限界」

いきなり息が出来ないキスが降ってきて

「んーんっ、！！」

顎を掴まれて逃げられないからバタバタ抵抗することしか出来ないし、息も続かないから口を開くしかなくて

「っ…んぁ…、」

開いたらぬるって、舌が入ってきて

「まっ…ぁ、…て、！！」

先輩と何してるんだろう、って我に返て胸を押す